田舎の広い敷地内でドコモWiFi(5G)の電波が届かない場合、電波を増幅して納屋まで届かせる方法を考えることが必要です。この記事では、既に所持しているNEC Aterm WG1800HP4とWG2600HP2を活用した方法について解説します。
WiFi電波の増幅方法について
WiFiの電波を増幅するための基本的な方法としては、主に中継機(Wi-Fiエクステンダー)を使うか、アクセスポイントを適切に設定することが挙げられます。中継機は既存のWiFiネットワークを受信し、それを再送信することで、電波の届く範囲を広げる役割を果たします。
また、WiFiのルーターを設置する位置も重要です。できるだけ中央に設置し、障害物を避けることで、電波が効率的に拡散します。
NEC Atermを活用したWiFiの増幅方法
NECのAterm WG1800HP4とWG2600HP2は、いずれもWiFiの電波を増幅するために活用できる機器です。これらのルーターを中継機として使うことで、WiFiのカバーエリアを広げることが可能です。
具体的な手順としては、次のような方法があります。
- メインルーターの設置:まず、WG1800HP4などのメインルーターを家の中心付近に設置します。この位置に置くことで、WiFiの信号が広い範囲に届きやすくなります。
- 中継機の設定:次に、WG2600HP2を中継機として設定します。設定方法としては、WG2600HP2を既存のWiFiネットワークに接続し、電波の届きにくい場所(納屋近く)に設置します。これにより、電波が届きにくい場所まで強い信号を届けることができます。
中継機の設定方法
具体的な中継機の設定方法は次の通りです。
- 1. 中継機の設置場所:中継機は、メインルーターからの電波がまだ届く範囲に設置することがポイントです。電波が強く届く場所に設置することで、より効率的に中継ができます。
- 2. 設定画面へのアクセス:WG2600HP2に付属の説明書に従って、ルーターの設定画面にアクセスします。ブラウザを使って、指定されたIPアドレスにアクセスします。
- 3. 中継機モードの選択:設定画面で「中継機モード」を選択し、接続したいWiFiネットワークを選びます。WiFiのパスワードを入力し、設定を完了させます。
WiFiの電波が届かない場合の追加対策
もし、上記の方法で十分に電波が届かない場合、さらに強力な中継機や、専用のWiFiブースターを使用することを検討すると良いでしょう。また、屋外用のWiFi機器を設置することで、外部の納屋にも強い電波を届けることが可能です。
また、WiFiの電波強度や速度を測定するツールを使って、最適な配置を探ることもおすすめです。
まとめ
ドコモWiFi(5G)の電波を増幅するためには、既存のNEC Aterm WG1800HP4とWG2600HP2を活用し、適切な設定を行うことが重要です。中継機モードを設定して、電波が届きにくい場所にも強い信号を届けることができます。もしそれでも不十分な場合は、WiFiブースターや屋外用のWiFi機器を使ってさらに範囲を広げましょう。
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