ConoHa for GAMEでMinecraft統合版のOP権限を設定する方法:WinSCP接続のタイムアウト対策と手動設定手順

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ConoHa for GAMEでMinecraft統合版(Bedrock Edition)のマルチサーバーを運営している際、WinSCPでの接続がタイムアウトしてしまう問題に直面することがあります。特に、OP権限を付与するためにファイルを編集しようとする場合、接続設定やサーバー側の設定が影響することがあります。この記事では、WinSCPでの接続タイムアウトの対策と、手動でOP権限を設定する方法を詳しく解説します。

WinSCP接続タイムアウトの原因と対策

WinSCPでConoHaサーバーに接続する際、タイムアウトエラーが発生する主な原因は以下の通りです。

  • SSHサーバーが無効になっている:ConoHaの管理画面でSSHサーバーが無効になっていると、WinSCPでの接続ができません。管理画面からSSHサーバーを有効にしてください。
  • セキュリティグループの設定不足:ConoHaのネットワーク設定で、SSH接続を許可するセキュリティグループ(例:ipv4v6-ssh)が設定されていない場合、接続が拒否されます。セキュリティグループの設定を確認し、必要なポート(通常は22番)を開放してください。
  • ファイアウォールやルーターの設定:自宅のネットワーク環境によっては、ファイアウォールやルーターの設定が原因で接続できないことがあります。これらの設定を確認し、必要に応じて調整してください。

これらの設定を確認・修正した後、再度WinSCPでの接続を試みてください。

手動でOP権限を付与する方法

WinSCPでの接続が難しい場合、手動でOP権限を付与する方法があります。以下の手順で設定を行ってください。

  1. ops.txtファイルの作成:テキストエディタを使用して、新しいファイルを作成し、OP権限を付与したいユーザーのMinecraftユーザー名を記入します。例えば、ユーザー名が「player1」の場合、ファイルには「player1」と記入します。ファイル名は「ops.txt」とし、保存します。
  2. ops.txtファイルのアップロード:作成した「ops.txt」ファイルを、ConoHaサーバーのMinecraftサーバーディレクトリ(通常は「/opt/minecraft_server/」)にアップロードします。これには、WinSCPやFileZillaなどのFTPクライアントを使用します。
  3. サーバーの再起動:ファイルのアップロードが完了したら、ConoHaの管理画面からMinecraftサーバーを再起動します。再起動後、指定したユーザーにOP権限が付与されます。

この方法で、WinSCPでの接続が難しい場合でもOP権限を付与することができます。

まとめ

ConoHa for GAMEでMinecraft統合版のOP権限を設定する際、WinSCPでの接続タイムアウトが発生することがあります。接続設定やサーバー側の設定を確認・修正することで、問題を解決できる場合があります。また、手動でOP権限を付与する方法も有効です。これらの手順を参考に、スムーズなサーバー運営を行ってください。

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