Discordで他のユーザーに言及する際に使われる<@数字>
という形式のメンション。しかし、特定のユーザーのプロフィールを開こうとしたときに「リンクが開けません」と表示されるケースがあります。この記事では、その理由と背後にあるDiscordの仕様、そしてプロフィールの匿名性を保つための設定方法について詳しく解説します。
DiscordのユーザーIDとメンションの仕組み
Discordでは各ユーザーに一意の「ユーザーID(数値)」が付与されています。<@ユーザーID>
と表記されるのは、そのユーザーを内部的に識別してメンションするための構文です。
通常、Discordクライアント上ではこれが自動的にユーザー名に置き換わりますが、外部ツールやBot、Webhookを経由したメッセージでは<@数字>
のまま表示されることもあります。
プロフィールが表示できない理由
「リンクが開けません」と出る理由には複数あります。
- アカウントが削除・凍結されている:既に存在しないアカウントにメンションしている可能性があります。
- 相手のプライバシー設定が強い:DMやプロフィール閲覧の制限設定がされていると、表示がブロックされることがあります。
- サーバー外のユーザー:自分と同じサーバーにいないユーザー、またはフレンドでないユーザーは表示できないことがあります。
Discordで匿名性を保つ方法
Discordでは匿名性をある程度保つための設定が可能です。以下の方法があります。
- プロフィール非公開:サーバー単位でプロフィールやアバター、バナー画像を制限することが可能です。
- DM拒否設定:サーバー内の知らないユーザーからのDMを拒否することで、身元を明かさずに利用できます。
- ニックネームを使う:各サーバーごとに異なるニックネームを設定可能です。
設定はユーザー設定 > プライバシー・安全
から変更できます。
実例:Botからの通知と表示エラー
あるユーザーがBotを使ってメッセージを送信したところ、<@123456789>
という形式でメンションが表示されました。しかし、該当ユーザーは既にサーバーを退会していたため、リンクをクリックしてもプロフィールが表示されず「リンクが開けません」となっていました。
このように、メンションが表示されていても、相手がいなければ当然アクセスはできません。これはDiscordの仕様によるものです。
リンクが開けないときの確認リスト
- ユーザーが現在もアクティブか確認
- そのユーザーと同じサーバーに所属しているか確認
- ブロックやプライバシー設定による制限がないか確認
また、スマホとPC版で挙動が異なることもあるため、異なる端末で試してみるのも一つの方法です。
まとめ:Discordの表示エラーは匿名設定や仕様による
Discordで<@数字>
と表示され、プロフィールが見られない場合は、そのユーザーの設定やアカウントの状態による可能性が高いです。匿名性を保つ設定も容易にできるため、必要に応じて自分の設定も見直しておくと安心です。
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