Notionを使って日記や記録を管理していると、特定の情報だけを抽出して一覧にしたいと思うことがあります。特に、「今日読んだ本」や「息子の成長記録」といった個別の情報を整理したい場合、Notionでどのようにして特定のブロックを表示するかが重要になります。この記事では、Notionの機能を活用して、複数のページから特定のブロックだけを一覧にする方法について詳しく解説します。
Notionで特定のブロックを一覧に表示する方法
Notionには、ページ内で特定の情報やブロックを整理しやすくするための便利な機能がいくつかあります。複数のページにまたがる情報をまとめて表示するには、「データベース」を使った整理が効果的です。
例えば、「今日読んだ本」や「体調」といった情報を個別のブロックとして記録している場合、それらの情報を「データベースビュー」や「フィルター機能」を使って一覧化することができます。この方法を使えば、他の情報を表示させずに、特定の情報だけを抜き出すことが可能です。
データベースとフィルター機能を活用する
Notionで特定のブロックを一覧にする最もシンプルで効果的な方法は、データベースを使うことです。データベース内で「タグ」や「カテゴリー」を設定し、それに基づいて表示する情報を絞り込むことができます。
例えば、「今日読んだ本」の情報だけを一覧で表示するためには、各ブロックに「タグ」を付けて、そのタグをフィルターで抽出します。こうすることで、日記ページの中にある他の情報(例えば「息子の記録」や「体調」)を非表示にし、目的の情報だけを抽出できます。
タグとプロパティの設定で整理する
Notionのデータベースでは、各ページにプロパティ(属性)を追加することができ、このプロパティを活用することでさらに細かい整理が可能になります。例えば、日記のブロックごとに「カテゴリ」や「日付」などのプロパティを追加して、特定の条件で絞り込むことができます。
「今日読んだ本」だけを抽出したい場合、そのブロックに「カテゴリ」プロパティを設定し、「今日読んだ本」を選択します。後はフィルター機能を使って、このカテゴリーの情報のみを表示することができます。
Notionの検索機能を使って情報を整理する
Notionには強力な検索機能も備わっており、特定のキーワードやタグを元に情報をすぐに探し出すことができます。例えば、「今日読んだ本」というキーワードで検索すれば、その情報を含むすべてのページが一覧で表示されます。
検索機能を使うと、日々の日記や記録が増えてきたときでも、簡単に特定の情報を見つけることができ、整理がとても楽になります。
Notionの活用例:日記や記録を効率よく管理する
Notionを使って日記や記録を管理する場合、データベースやタグ、フィルター機能を使うことで、必要な情報をすばやく抽出できます。例えば、毎日の日記として「今日読んだ本」「今日の息子の様子」「体調」などを別々のブロックに記録し、それぞれにタグをつけて管理します。
その後、必要に応じてデータベースをフィルタリングすることで、たとえば「今日読んだ本」だけを表示させたり、「体調」だけを表示させたりすることができ、情報の整理や振り返りが簡単に行えます。
まとめ
Notionを使うことで、複数のページから特定のブロックだけを抽出して一覧にすることは十分可能です。データベース、タグ、フィルター機能を上手に活用すれば、日々の記録を整理しやすくなり、必要な情報をすばやく取り出すことができます。これにより、Evernoteからの乗り換えを検討している方にも、Notionは非常に強力なツールとなるでしょう。
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