ドロップボックスで動画をオンラインのみに保存しているのに、PCの容量を食っていることに驚いたことはありませんか?「オンラインのみに保存すれば容量が節約できるはず」と思っていた方も多いでしょうが、実はそれだけではPCのストレージ容量を完全には節約できません。この記事では、その理由と、容量を食わずに動画を保存する方法について詳しく解説します。
オンラインのみにするだけでは容量が減らない理由
ドロップボックスの「オンラインのみにする」オプションは、ファイルをクラウド上に保存することでPC内のデータを節約する方法です。しかし、この方法でもPCの容量を完全にゼロにすることはできません。というのも、オンラインのみにしても、一部のデータやキャッシュがPC内に保存されていることがあるからです。
具体的には、ドロップボックスのクライアントが同期を取る際に、クラウド上のファイルのメタデータ(ファイル名やサイズ、作成日など)がPCに残ることがあります。このメタデータが、思った以上にPCのストレージを消費していることがあります。
PCのストレージを食わずに動画を保存する方法
PCのストレージを食わずに動画を保存したい場合、ドロップボックスの設定を見直し、他の方法を取り入れることが必要です。以下の方法を試すと、ストレージの負担を減らすことができます。
- スマートシンクを活用する:ドロップボックスのスマートシンク機能を使えば、ファイルをクラウドにのみ保存し、PCにはそのファイルのショートカットだけを残すことができます。これにより、ファイルを完全にクラウドに保管しながら、PC内のストレージを節約できます。
- 手動で同期を解除する:必要なファイルだけをPCに保存し、あまり使わないファイルやフォルダの同期を手動で解除します。これにより、PC内に保存されるデータ量を減らすことができます。
- 外部ストレージの活用:PCのストレージ容量に余裕がない場合は、外付けハードディスクやSSDにデータを保存し、ドロップボックスの同期対象から除外する方法も有効です。
ドロップボックスの同期設定を見直す
ドロップボックスの設定画面から「同期設定」を見直すことで、どのファイルをPCに同期させるかを細かく指定できます。これにより、必要なファイルだけを同期させ、不要なファイルをクラウドに保持することができます。
特に大きな動画ファイルや、あまり使わないファイルはクラウドのみで管理し、PC内には最低限のデータだけを残すようにすると、PCの容量を効率よく節約できます。
まとめ
ドロップボックスで動画をオンラインのみに保存しても、PCの容量を完全にゼロにはできない理由と、容量を食わずに動画を保存する方法について解説しました。オンラインのみにするだけではPC内にメタデータやキャッシュが残り、容量が減らないことがあります。スマートシンクや同期設定の見直しを活用することで、PCのストレージ容量を節約しながら、クラウドに動画を安全に保存できます。
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