Cisco ASAからFortiGateへ機種変更をする際、特にポリシー設定の移行は重要なポイントです。業者を使わずに移行する方法を知りたい方のために、この記事では、簡単に移行できる方法を紹介します。
FortiGateへの移行における主なステップ
ポリシー設定の移行は、手動で行う部分が多いため、時間がかかることがありますが、基本的な手順を踏むことでスムーズに移行できます。まずは、Cisco ASAの設定を確認し、FortiGateに合わせて設定を行います。
以下の手順を参考にしてください。
Cisco ASAの設定をエクスポート
まずはCisco ASAから現在の設定をエクスポートします。これにより、既存のポリシー設定を確認することができます。コマンドラインで「show running-config」を使用して設定を確認し、必要な設定をエクスポートしましょう。
エクスポート後、設定ファイルをFortiGateに対応する形式に変換するための手順を進めます。
FortiGateの設定に変換する方法
次に、FortiGateの設定に変換します。Cisco ASAで設定したルールをそのままFortiGateに適用するには、FortiGateのインターフェイスに合わせて、ポリシー設定やネットワークアドレスの設定を調整する必要があります。
FortiGateは、ポリシー設定の「インバウンド」や「アウトバウンド」のルール、アクセス制御リスト(ACL)の定義を直感的に行えるので、これに基づいて各ポリシーを設定します。
設定の適用と確認
設定をFortiGateに適用したら、実際に動作確認を行い、適切に通信が通るかを確認します。設定に誤りがないか、ポリシーが正しく機能しているかをテストしましょう。
FortiGateのGUIまたはCLIで設定を適用し、必要に応じてポリシーの調整を行います。
まとめ: Cisco ASAからFortiGateへの移行のポイント
Cisco ASAからFortiGateへのポリシー設定の移行は、基本的には手動で行う作業です。しかし、設定のエクスポートとFortiGateの設定方法を理解することで、スムーズに移行を行うことができます。設定の適用後は、通信のテストを必ず行い、必要に応じて調整を行いましょう。
この手順を参考にし、Cisco ASAからFortiGateへの移行作業を効率よく進めてください。
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