インターネット上でPDFファイルを非公開にしたいが、指定したユーザーだけにアクセスさせる方法は数多くあります。さらに、アクセスカウンターを設定して、どのくらいダウンロードされているかを把握したいという要望にも応えられるサービスを紹介します。この記事では、どのようにこれを実現できるのかを説明します。
PDFファイルの非公開での配布方法
PDFファイルを非公開にして、特定のユーザーにのみアクセスできるようにするためには、クラウドストレージサービスや専用のファイル管理システムを利用する方法が有効です。例えば、GoogleドライブやDropbox、OneDriveなどのオンラインストレージサービスでは、ファイルを特定のユーザーに共有する設定が可能です。
これらのサービスでは、共有リンクを作成し、特定のメールアドレスを持っているユーザーだけがリンクを知っている場合にアクセスできます。こうすることで、ファイルを安全に管理し、非公開にすることができます。
アクセスカウンターを設置する方法
アクセスカウンターを設定することで、どのくらいの人数がPDFファイルにアクセスしたのかを把握することができます。アクセスカウンター機能を提供しているオンラインストレージサービスもありますが、専用のサービスを利用する方法もあります。例えば、ファイル転送サービスやFTPサーバーを利用する場合は、アクセスログを確認することができ、カウンターを設置して、ファイルが何回ダウンロードされたかを記録できます。
また、いくつかのウェブサイト管理ツール(例:WordPress)には、PDFファイルのダウンロード数をカウントできるプラグインもあります。これにより、簡単にアクセス数をトラッキングできます。
おすすめのサービス
PDFファイルを非公開で提供し、アクセスカウンターを設置するために利用できるいくつかのサービスを紹介します。
- Dropbox:Dropboxでは、共有リンクを使ってPDFを非公開にし、特定のユーザーにアクセスを許可できます。さらに、DropboxのBusinessプランを使えば、ダウンロード数などの統計情報を確認することができます。
- Googleドライブ:Googleドライブでも、特定のユーザーとだけPDFを共有し、リンクを知っているユーザーにアクセスを制限できます。また、Googleの管理者向けツールを使えば、ダウンロード数やアクセス元を把握できます。
- OneDrive:MicrosoftのOneDriveも同様に、リンクの共有を通じてPDFを非公開にできます。OneDriveのビジネスプランには、詳細なアクセス解析が可能なツールがあります。
- ウェブサイト用プラグイン:WordPressなどのCMSを使っている場合、Download MonitorやSimple Download Counterなどのプラグインを使えば、ダウンロードされた回数やアクセス数を簡単にカウントできます。
まとめ
PDFファイルを非公開にして、特定のユーザーのみアクセスできるようにし、アクセスカウンターを設置することは、クラウドストレージサービスやファイル転送サービスを利用することで実現可能です。自分の要件に合わせて、適切なサービスを選ぶことで、安全にデータを管理し、ダウンロード数を追跡することができます。利用者によっては、WordPressプラグインを使うことで、より簡単に管理ができる場合もあります。
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