WordPressのバックアップを取った後に記事が見つからない場合、どこに保存されているのか不安になることがあります。特に、写真は見つかるが記事のデータが見当たらないというケースが多いです。この記事では、WordPressバックアップ内の記事データが保存されている場所と、復元方法について解説します。
1. WordPressのバックアップデータの構造
WordPressのバックアップは、通常、データベースとファイルの2つに分かれています。記事やページ、コメントなどのコンテンツは、MySQLデータベース内に保存されています。一方で、メディアファイル(写真や画像など)は、サーバーの「wp-content/uploads」フォルダに保存されます。
バックアップを取る際には、これらのデータベースファイルと、メディアファイルを一緒に保存することが一般的です。記事データが見つからない場合、まずはデータベースのバックアップが正しく取られているか確認しましょう。
2. 記事データが保存されている場所
記事データは、主にデータベース内の「wp_posts」テーブルに格納されています。このテーブルには、投稿記事の内容や設定(公開日、著者など)が含まれています。
データベースのバックアップを取得した場合、記事データもこの「wp_posts」テーブルに含まれているはずです。そのため、バックアップファイルを確認し、このテーブルのデータが正しく復元されているかをチェックする必要があります。
3. バックアップファイルから記事データを復元する方法
バックアップから記事データを復元するには、まずはWordPressのデータベースをインポートする必要があります。バックアップを取った際にエクスポートしたSQLファイルを使って、データベースにインポートする方法が一般的です。
データベースの復元方法は以下の通りです。
- ホスティングの管理画面にログイン
- phpMyAdminを開き、復元したいデータベースを選択
- 「インポート」タブをクリックし、バックアップしたSQLファイルを選択してアップロード
- インポートが完了したら、記事データが復元されているか確認する
これにより、バックアップから記事データを正しく復元することができます。
4. バックアップを取る際の注意点
バックアップを取る際には、データベースとファイルの両方を確実にバックアップすることが重要です。特に、記事やページのデータはデータベース内に格納されているため、データベースのバックアップが取れていないと記事が復元できません。
また、メディアファイル(画像や動画など)のバックアップも忘れずに取るようにしましょう。これらのファイルは、サーバーの「wp-content/uploads」フォルダに保存されているため、このフォルダのバックアップも必須です。
5. まとめ
WordPressのバックアップから記事が見つからない場合、記事データは主にデータベースの「wp_posts」テーブルに格納されています。バックアップが正しく取られているかを確認し、データベースの復元を行うことで記事データを取り戻すことができます。バックアップを取る際は、データベースとメディアファイルの両方を確実に保存しておくことが重要です。
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