iCloudでPCファイルをバックアップしCドライブ容量を解放する方法

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iCloudを使ってPC内のファイルをバックアップし、Cドライブの容量を節約する方法について質問が寄せられました。この記事では、iCloud Driveを使ったファイル移動とその管理方法について、いくつかのポイントを解説します。

1. iCloud Driveにファイルを移動してもCドライブの容量が増える理由

まず、iCloud Driveにファイルをコピーした際にCドライブの容量が増加する理由を理解しましょう。iCloudにファイルをアップロードする際、ファイルは一時的にPCに保存されることがあります。そのため、ファイルをコピーした直後にCドライブの容量が増加することがあるのです。

特に「同期中」や「同期保留中」と表示されている状態では、ファイルはまだiCloudのクラウド上に完全に移動されていない可能性が高いです。そのため、PC内の容量が一時的に圧迫されてしまいます。

2. 「オンライン時に使用可能(雲マーク)」にする方法

ファイルが「オンライン時に使用可能」と表示される状態にするには、iCloudがファイルをクラウド上に移動し、PCのストレージから解放する必要があります。この状態になると、PC上にはファイルのリンクのみが保存され、実際のデータはクラウドに格納されます。

「オンライン時に使用可能(雲マーク)」にするためには、以下の手順を実行してください。

  1. iCloud Driveを開き、移動したいファイルを右クリックします。
  2. 「オフラインで使用不可」を選択して、iCloudから完全に削除します。
  3. 再度、オンライン時にアクセスできるようになります。

3. ファイルを削除してもiCloud内でアクセスできるか

PC側でファイルを削除しても、iCloud上にはファイルが残っていれば問題なくアクセス可能です。ファイルが「オンライン時に使用可能」となっている場合、削除後もiCloud上に保存されているファイルをいつでもアクセスできます。

そのため、PCの容量を空けたい場合は、iCloud Drive上にファイルを残しつつPCから削除することが可能です。ただし、その際にPC側に容量が再び圧迫されることなく、必要に応じてクラウドから取り出せます。

4. 容量の管理とiCloudを使った効率的なバックアップ方法

iCloudを活用することで、PCのCドライブの容量を効果的に管理できます。特に、普段あまり使用しないファイルや大きなデータをiCloudに保存しておくことで、PC内のストレージを節約できます。

「iCloud+ 50GB」のプランを契約している場合、50GBの容量を使ってバックアップが可能です。頻繁に使用するファイルはPCに残し、あまり使用しないファイルや重要なバックアップ用ファイルをクラウドに移すことが理想的です。

5. まとめ

iCloudを使用してPC内のファイルを管理することで、Cドライブの容量を有効に使いながら、大切なデータを安全にバックアップできます。「オンライン時に使用可能」な状態にすることで、PCの容量を圧迫せずにデータを管理できます。

適切にiCloudを活用し、効率的にファイルのバックアップと容量管理を行いましょう。

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