Microsoft Outlook 365では、メールの受信日時をカスタマイズして表示することができますが、デフォルトの表示設定では「月日年 時分」の形式になっていることが多いです。ユーザーが「年月日 時分」の形式で受信日時を表示したい場合、設定の変更が必要です。しかし、Outlookでは「年月日」と「時分」を組み合わせる設定が少し難しい場合があります。この記事では、Outlook 365で受信日時の表示を「年月日 時分」にカスタマイズする方法を解説します。
Outlook 365の表示設定における基本的なカスタマイズ
Outlookでは、メールの表示設定を変更することができ、受信日時の表示形式もその一部です。基本的に、「表示設定」の「フィールドの書式設定」から日時の形式を変更できますが、ユーザーが希望する「年月日 時分」の形式には少し工夫が必要です。
Outlook 365の受信日時設定は、「月日年 時分」や「年月日 時分」のように、日付の順番や時間の表示を自由にカスタマイズするオプションがありますが、時には「年月日」にしたい場合に「時分」を正しく表示するための細かな設定が欠けていることもあります。
表示形式を「年月日 時分」に変更する方法
受信日時の表示形式を「年月日 時分」に変更するためには、以下の手順で設定を行います。
- 1. Outlookを開く: Outlook 365を開き、受信トレイにアクセスします。
- 2. 表示設定を変更する: 上部の「表示」タブをクリックし、「ビューの設定」を選択します。
- 3. 「詳細設定」を選ぶ: 「表示フィールドの書式設定」を選び、表示されるフィールドから「受信日時」を選択します。
- 4. カスタム書式の設定: 「書式設定」オプションで、「日付と時刻」の書式をカスタムに設定し、希望する形式(「yyyy/mm/dd hh:mm」など)を入力します。
- 5. 設定を保存: 設定が完了したら、「OK」をクリックして変更を保存します。
注意すべき点と対処方法
受信日時の表示形式を「年月日 時分」に変更した後も、以下の点に注意する必要があります。
- 時間の表示: 時間のフォーマットが「時分」だけになっている場合、秒の表示が無視される場合があります。必要に応じて秒も表示するためにフォーマットを変更することが可能です。
- 「終了日」と「開始日」の設定: 「終了日を開始日の前に設定することはできません」というエラーメッセージが表示された場合、Outlookのカレンダー設定に関するエラーが原因です。カレンダーの設定を見直すことで解決できます。
- バージョンの違い: 使用しているOutlookのバージョンによって、カスタマイズの方法や設定項目に若干の違いがある場合があります。Outlook 2019やそれ以前のバージョンでは、同様の設定ができないこともあります。
他の受信日時表示形式のカスタマイズ
Outlookでは、表示形式を細かく設定できるため、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズが可能です。例えば、日付と時間を異なる形式で表示したり、祝日や時間帯に基づいて異なるフォーマットを適用することもできます。
「年月日 時分」以外にも、アメリカ式の日付やISO形式など、さまざまな日時形式を使いたい場合は、「日付と時刻」の書式設定を変更することで対応できます。
まとめ
Outlook 365で「年月日 時分」の形式に受信日時をカスタマイズする方法は、ビュー設定やフィールド設定を変更することで実現可能です。しかし、表示形式に関しては若干の制約があり、時には他の設定を調整する必要がある場合があります。希望する日時の表示形式に変更できない場合は、Outlookのカスタム書式やその他の表示オプションを確認し、最適な形式を選びましょう。
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