Facebookアカウントが不正アクセスされ、パスワード変更やプロフィール情報の削除ができなくなった場合、どのように対応すれば良いのでしょうか?この記事では、アカウントが乗っ取られた場合の対処法や、アカウント削除を完全に行うための手順について解説します。
不正アクセスされたFacebookアカウントの特徴
不正アクセスされたFacebookアカウントは、通常、次のような特徴が見られます。
- パスワードを変更しようとしても「普段使用しているデバイスではない」と表示される。
- 勝手に登録されるメールアドレスを削除できない。
- プロフィール情報を削除してもすぐに変更される。
- フォロワーに不正なメッセージや投稿が送信され、削除してもすぐに再投稿される。
これらの症状は、Facebookアカウントが乗っ取られた証拠です。迅速な対応が求められます。
アカウント乗っ取り後の対処法
まず最初に行うべきことは、アカウントのセキュリティ設定を見直し、すぐにパスワードを変更することです。パスワード変更ができない場合、Facebookではセキュリティコードを利用した本人確認を行うことができます。以下の手順でセキュリティを強化しましょう。
- 二段階認証を設定することで、パスワードだけでなく、追加の確認手続きでアカウントの安全を確保できます。
- メールアドレスと電話番号を確認する。不正に登録されたメールアドレスがあれば、それを削除し、自分の信頼できるメールアドレスに変更しましょう。
- Facebookのセキュリティ設定で「ログイン履歴」を確認し、見覚えのないデバイスや場所からのアクセスがあれば、それを削除しましょう。
これらの手順を実行しても改善しない場合は、Facebookのサポートセンターに直接問い合わせることが重要です。
アカウント削除の手続きと30日間の猶予期間
アカウントを削除する手続きを取った場合、Facebookでは30日間の猶予期間が設けられています。この間にアカウントが削除されることを確認するためには、以下のことを守る必要があります。
- 削除手続き後にアカウントが復活しないか確認する。Facebookがアカウントを勝手に復活させることは基本的にはありませんが、削除手続きの途中でログインしたり、新しい操作を行うと、アカウント削除のプロセスがキャンセルされることがあります。
- 30日以内にログインしないようにする。もしログインしてしまうと、削除手続きが無効になり、アカウントは復元される可能性があります。
もし、完全に削除されることを確実にしたい場合は、削除手続き後、指定の期間内に再度確認を行い、アカウント削除が完了しているかチェックすることが重要です。
アカウント削除後の再利用や復元について
Facebookのアカウント削除を選択した場合、アカウントは30日間の猶予期間後に完全に削除されます。この期間内にアカウント復元を行わなければ、アカウントは永久に削除され、再利用することはできません。
ただし、アカウント削除のキャンセルが発生する場合があります。それは、再ログインや削除手続きの途中で新たにアクションを行った場合です。アカウントを完全に削除するためには、この猶予期間中に手続きを完了させることが不可欠です。
まとめ
Facebookのアカウントが不正アクセスされ、プロフィール情報の変更やアカウント削除の手続きができない場合、まずはセキュリティ設定を確認し、パスワードやメールアドレスを変更しましょう。その後、二段階認証を設定してさらにセキュリティを強化し、必要であればFacebookサポートに連絡することが重要です。また、アカウント削除手続きを取った場合は、30日間の猶予期間中に復元されないよう注意深く確認し、削除が完了したことを確認することが大切です。
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