ドコモの「パスキー設定」と「いつもパスキー設定」の違いと使い分け

ドコモのパスキー設定には、2つの異なる選択肢「パスキー設定」と「いつもパスキー設定」がありますが、これらの違いと、それぞれどのように使い分けるべきか、特に認証のシチュエーションごとに理解することが大切です。

パスキー設定といつもパスキー設定の基本的な違い

まずは、それぞれの設定の基本的な違いを理解しておきましょう。

「パスキー設定」は、特定のデバイスやログイン方法を使用する場合に必要な設定です。一度パスキーを設定すると、次回の認証時には再度の入力なしでログインできます。

一方で「いつもパスキー設定」は、複数のデバイスや異なる端末で同じパスキーを自動的に認識して使用する設定です。この設定を有効にすると、異なる端末からの認証が簡単になります。

自分自身がログインを行う際には、基本的に「パスキー設定」で十分です。この設定を行っておけば、パスワード入力の手間を省き、より迅速にログインできます。

たとえば、スマホやパソコンを使って自身のアカウントにログインする際に、毎回パスワードを入力する必要はなくなり、簡単に認証が行えます。

もし、他の端末から自分のアカウントにアクセスしたい場合には、「いつもパスキー設定」を活用するのがオススメです。この設定を使えば、他の端末でも同じパスキーを用いて、すぐにログインが可能になります。

例えば、パソコンとスマホを使い分けている場合に、どちらの端末からでも同じパスキーを利用できるため、手間がかからず便利です。

PCを使用する場合も、基本的に「パスキー設定」が有効ですが、複数のPCで利用したい場合には、「いつもパスキー設定」の方が適しています。特に、自宅や職場など、複数のPCでアクセスする可能性が高い場合は、この設定を選ぶと良いでしょう。

なお、PCでパスキー設定を行う際には、端末ごとの管理が大切です。一度設定を行った後でも、端末間でパスキーの同期がうまくいかない場合があるため、設定後に動作確認をしておきましょう。

家族間で相互に認証を行いたい場合、個々の端末ごとに「いつもパスキー設定」を有効にすると、家族のそれぞれが同じアカウントにアクセスしやすくなります。

特に、家族のスマホやPCを共有して使用することが多い場合は、パスキーの設定を「いつもパスキー設定」にしておくと、スムーズに認証が行えるため便利です。

ドコモの「パスキー設定」と「いつもパスキー設定」は、使用シーンに応じて使い分けることが非常に重要です。自分のデバイスで使う際には「パスキー設定」で十分ですが、複数の端末を使う場合や家族間で認証を行う際には「いつもパスキー設定」を選ぶと、より便利で効率的に利用できます。

これらの設定を理解し、正しく活用することで、ログイン時の手間を省き、安全かつ快適にアカウントを管理できます。