「ChromeでFNとESCを同時に押したらセーフフィンダーという検索エンジンが表示された」といった状況に遭遇した場合、まずは冷静に対処方法を理解することが重要です。このような現象は、必ずしもパソコンが「侵されている」わけではありませんが、何らかの問題が発生している可能性があります。
セーフフィンダーとは?
セーフフィンダー(SafeFinder)は、ブラウザの拡張機能や悪質なソフトウェアが引き起こす検索エンジンの変更によく関連している名前です。これらのツールは、ユーザーがインターネットを利用する際に、意図しない広告や不要な検索結果を表示させることがあります。
セーフフィンダーが表示される原因としては、ブラウザ拡張機能のインストールや、ソフトウェアをインストールした際に意図せず含まれていることが多いです。例えば、無料のソフトウェアをインストールする際に、一緒にインストールされてしまう場合があります。
パソコンが感染しているかどうかの確認方法
セーフフィンダーのような検索エンジンが表示されること自体が、必ずしもパソコンが感染している証拠ではありませんが、確認するためのいくつかの方法を紹介します。
- ブラウザの拡張機能を確認する:Google Chromeのメニューから「設定」>「拡張機能」を開き、見覚えのない拡張機能を削除します。
- ウイルス対策ソフトでスキャンする:ウイルス対策ソフト(Windows Defenderなど)でフルスキャンを実行し、不審なソフトウェアがないか確認します。
- ブラウザの設定をリセットする:Chromeの設定から「詳細設定」>「設定を元に戻す」を選んで、ブラウザ設定をリセットします。
セーフフィンダーを削除する方法
もし、セーフフィンダーが原因で検索エンジンが変更されている場合、まずはブラウザ設定から変更を加えることが必要です。
- Chromeの設定を開き、「検索エンジン」の設定を確認します。もし、セーフフィンダーが設定されていれば、デフォルトの検索エンジンをGoogleなどに変更します。
- 不要な拡張機能やアドオンを削除します。「設定」>「拡張機能」から不要なものを削除します。
- 「設定」>「詳細設定」>「リセット」から、ブラウザ設定をリセットします。
もしウイルスに感染しているかもしれない場合の対処法
セーフフィンダーが表示されている原因が、ブラウザ拡張機能や広告である場合、特に大きなリスクはありません。しかし、ウイルスやマルウェアが原因である可能性もあるため、以下の対処法を試すことをお勧めします。
- 信頼できるアンチウイルスソフトを使用してスキャンを行います。
- 不要なソフトウェアやアプリケーションをアンインストールします。
- Windowsの「システムの復元」を使用して、問題が発生する前の状態に戻すことも一つの方法です。
まとめ
「セーフフィンダー」とは、不要な検索エンジンの変更を引き起こすブラウザ拡張機能や広告ソフトの一種です。パソコンが必ずしも感染しているわけではありませんが、不安な場合はウイルス対策ソフトでのスキャンやブラウザ設定の確認を行いましょう。もし問題が解決しない場合、専門家に相談することも検討してください。
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