光回線を契約しているのに、夜になるとオンラインゲームのPingが高くなったり、動画の読み込みが遅くなったりするケースがあります。特に有線LAN接続なら安定しているはずと思いがちですが、実際には回線設備や接続方式、ルーター性能など複数の原因が考えられます。
この記事では、ドコモ光の1Gbpsプランを利用している環境で、夜間だけ通信速度が低下する場合に確認したいポイントを解説します。有線接続でもApex Legendsなどのオンラインゲームで遅延やパケットロスが発生する原因を順番に切り分けていきます。
原因を正しく確認することで、ルーター交換や設定変更、接続方式の変更など、適切な改善策を選べるようになります。
夜21時以降だけドコモ光が遅くなる主な原因
昼間は問題なく利用できるのに、夜になると急激に速度が低下する場合、最も疑われるのがインターネット回線の混雑です。
ドコモ光のような光回線でも、自宅からインターネットへ接続する経路が混雑すると通信速度や応答速度が低下します。特に従来型のIPv4 PPPoE接続では、利用者が集中する時間帯にプロバイダー側の設備で混雑が発生しやすくなります。
例えば、昼間は下り500Mbps出ている環境でも、夜間になると10Mbps以下まで低下し、オンラインゲームではPing上昇やパケットロスが発生することがあります。
有線LANでもゲームのPingが悪化する理由
有線LAN接続はWi-Fiより安定していますが、有線だから必ず低Pingになるわけではありません。LANケーブルから先のインターネット回線部分が混雑していれば、ゲームサーバーまでの通信速度は低下します。
Apex Legendsなどのオンラインゲームでは、単純な通信速度よりも「応答速度」と「パケットの安定性」が重要です。速度測定サイトで十分なMbpsが出ていても、通信の遅延やパケットロスが発生するとゲーム画面が止まることがあります。
また、家族が動画視聴や大容量ファイルのダウンロードをしている場合、家庭内ネットワークの帯域を圧迫してゲーム通信に影響することもあります。
ルーターの性能や設定を確認する
利用しているルーターが古い場合、光回線の速度を十分に活用できないことがあります。特に複数台の端末を接続する家庭では、ルーターの処理能力が通信品質に影響します。
バッファローのWSR-1166DHPL2のような家庭向けルーターは一般的な利用では十分ですが、オンラインゲームや多数の端末利用では、最新規格対応のルーターへ変更することで改善する場合があります。
確認したいポイントは以下です。
- ルーターのファームウェアが最新か
- ルーターを再起動して改善するか
- 接続台数が多すぎないか
- IPv6接続が有効になっているか
ただし、ルーターを高性能なものに交換しても、回線側の混雑が原因の場合は大きな改善が見られないことがあります。
IPv6 IPoE接続へ変更すると改善する可能性がある
ドコモ光で夜間の速度低下に悩んでいる場合、IPv6 IPoE方式への変更は有効な対策のひとつです。
従来のIPv4 PPPoE方式では、プロバイダー設備を経由するため利用者が集中する時間帯に混雑しやすい傾向があります。一方、IPv6 IPoE方式では混雑しにくい経路を利用できるため、夜間でも安定した通信が期待できます。
現在利用しているプロバイダーがIPv6 IPoEに対応しているか確認し、対応している場合は申し込みや設定変更を検討するとよいでしょう。
LANケーブルや宅内配線も確認する
住宅の壁内配線にCat5eを利用している場合、通常は1Gbps通信に対応できます。そのため、Cat5eだから必ず問題が起きるというわけではありません。
ただし、壁内配線の施工状態や端子部分の接触不良、LANケーブルの規格違いによって通信品質が低下する可能性はあります。
確認方法として、ルーターの近くにパソコンを直接LANケーブルで接続して速度やPingを比較すると、宅内配線が原因なのか回線側が原因なのか切り分けできます。
オンラインゲーム向けに確認したい通信テスト
原因を特定するには、単純な速度測定だけではなく、時間帯ごとのPingやパケットロスを確認することが重要です。
例えば以下のような確認を行います。
- 昼間と夜間でPing値を比較する
- 有線接続した状態で速度測定する
- ゲーム機やPC以外の通信を停止して確認する
- ルーター直結と壁内配線経由で比較する
夜間だけ数値が悪化する場合は回線混雑の可能性が高く、時間帯に関係なく悪い場合は宅内機器や配線の問題を疑うと効率的に原因を探せます。
まとめ
ドコモ光を有線LANで利用しているにもかかわらず、夜間にApex LegendsなどでPing上昇やパケットロスが発生する場合、原因は有線接続そのものではなく、回線混雑や接続方式、ルーター設定などにある可能性があります。
特に夜だけ遅くなる場合はIPv4 PPPoE接続による混雑が疑われるため、IPv6 IPoEへの変更を検討する価値があります。また、ルーター性能や宅内LAN配線も順番に確認することで原因を切り分けできます。
快適なオンラインゲーム環境を作るには、最大速度だけではなく、Ping値やパケットロスの少なさを重視して通信環境を見直すことが重要です。


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