Instagramを見ていると、高校生などが日常、ファッション、学校生活、趣味などを発信する「個人ブログ」のようなアカウントを見かけることがあります。こうしたアカウントは普段友達と交流する本垢なのか、それともブログ・発信用に作った別垢なのか気になる人もいるでしょう。
結論からいえば、本垢で発信している人もいれば、ブログ専用のアカウントと本垢を分けている人もいるため、一概には判断できません。プロフィールや投稿内容だけを見て、本垢か別垢かを確実に特定することも困難です。
この記事では、Instagramで個人ブログ的な発信をするときの代表的なアカウントの使い分けや、複数アカウントに分ける理由、特に高校生など未成年者が公開アカウントを運用するときに注意したいポイントを解説します。
Instagramの「個人ブログ」は必ずしも本垢とは限らない
Instagramには、友人や知人との交流を中心にしたアカウントだけでなく、ファッション、メイク、趣味、勉強、日常など特定のテーマを中心に投稿するアカウントもあります。
そのため、個人ブログのように見えるアカウントが、その人にとって唯一のInstagramアカウントとは限りません。普段の友達向けアカウントとは別に、発信用アカウントを作っているケースも考えられます。
反対に、もともと使っていた本垢でそのまま情報発信を始め、日常の投稿とブログ的な投稿を一緒にしている人もいます。アカウントの使い方に全員共通の決まりがあるわけではありません。
本垢とブログ用アカウントを分ける理由
アカウントを分ける大きな理由の一つが、投稿する相手と目的を整理しやすくすることです。本垢では実際の友達との交流を中心にし、発信用アカウントでは同じ趣味を持つ人や一般の閲覧者に向けて投稿する、といった使い分けができます。
例えば、本垢には友達との写真や身近な出来事を投稿し、別のアカウントにはコーディネート、購入品、メイク、カフェ、勉強記録などテーマを決めた投稿だけを掲載する方法があります。
また、本垢を限定的な交流に使い、発信用アカウントでは個人を特定しやすい情報をなるべく出さずに活動するという考え方もあります。ただし、アカウントを分けただけで身元が完全に分からなくなるわけではない点には注意が必要です。
本垢のまま個人ブログのように使うケースもある
アカウントを複数管理するのが面倒な場合や、もともとのフォロワーにも投稿を見てもらいたい場合は、本垢をそのままブログのように利用することもあります。
例えば、最初は友人との交流目的で始めたアカウントでも、投稿を続けるうちにファッションや趣味など特定ジャンルの投稿が増え、結果として個人ブログのようなアカウントになることがあります。
したがって、フォロワーが多い、写真に統一感がある、頻繁に投稿しているといった特徴だけでは、本垢なのか発信用の別垢なのかは判断できません。本人がプロフィールなどで説明していない限り、外部から断定しないほうがよいでしょう。
「本垢」「サブ垢」「発信用アカウント」はどう使い分ける?
Instagramのアカウントを複数作る場合、用途ごとに分けて考えると管理しやすくなります。代表的な使い分けを整理すると次のようになります。
| 種類 | 主な用途の例 |
|---|---|
| 本垢 | 友人・知人との交流、日常の投稿 |
| サブ垢 | 趣味、記録、特定の友人との交流など |
| 発信・ブログ用 | ファッション、メイク、勉強、趣味などテーマを決めた情報発信 |
ただし、「本垢」「サブ垢」などは一般的な呼び方であり、明確な定義があるわけではありません。本人がメインとして使っているアカウントが本垢と呼ばれることもあれば、リアルの友達向けアカウントを本垢と呼ぶこともあります。
そのため、他人のアカウントを見ただけで分類するより、自分が運用する場合に「誰に何を見せたいのか」を基準に分けるほうが実用的です。
高校生が公開アカウントで発信するときに注意したいこと
高校生など未成年者が不特定多数に公開するアカウントでは、アカウントを分けること以上に、個人を特定できる情報をどこまで公開するかが重要です。
制服、学校名、名札、最寄り駅、通学経路、自宅周辺、頻繁に利用する店舗などが複数の投稿に分散していても、それらを組み合わせることで生活圏が推測される可能性があります。写真の背景に写り込んだ建物や看板などにも注意が必要です。
また、「今から○○駅に行く」「毎週この時間にここにいる」といったリアルタイムの行動情報を公開することも慎重に判断したほうがよいでしょう。公開範囲やフォロワーを定期的に確認することも大切です。
別垢なら本垢と完全に切り離せるとは限らない
ブログ用の別アカウントを作ったとしても、本垢との関連性が絶対に分からなくなるとは限りません。同じ写真、ユーザー名、プロフィール画像、自己紹介、友人関係などが手掛かりになる場合があります。
例えば、本垢と発信用アカウントの両方に同じ場所で撮影した同じ写真を掲載したり、双方から同じ友達を多数フォローしたりすれば、閲覧者が関連性に気付く可能性があります。
プライバシーを重視してアカウントを分けるのであれば、「別垢を作れば安全」と考えるのではなく、それぞれで公開する情報や写真、位置情報なども含めて管理することが重要です。
個人ブログを始めるなら目的からアカウントを決める
これからInstagramでブログのような発信をしたい場合、本垢を使うか新しいアカウントを作るかは、投稿の目的と想定する閲覧者によって決めるとよいでしょう。
友達との交流と情報発信をまとめたいのであれば本垢で運用する方法があります。一方、不特定多数への発信とプライベートな交流を分けたいのであれば、発信用アカウントを別にする方法が分かりやすいでしょう。
どちらを選んでも、公開する写真やプロフィール情報、フォロー関係などから個人情報が推測される可能性があります。特に未成年の場合は、必要以上に学校や住所、行動範囲などが分かる情報を公開しないことが重要です。
まとめ
Instagramで見かける高校生などの個人ブログ風アカウントには、本垢をそのまま使っているケースと、ブログ・発信用として別のアカウントを作っているケースの両方があります。
見た目だけで本垢か別垢かを確実に判断することはできません。発信する側としては、友人との交流と一般向けの情報発信を分けたい場合に、アカウントを使い分ける方法があります。
特に公開アカウントでは、本垢か別垢か以上にプライバシー管理が重要です。学校、住所、通学経路、現在地などを特定できる情報が投稿に含まれていないか確認しながら、安全性を意識して利用するとよいでしょう。


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