初めてWi-Fiルーターを購入するとき、Wi-Fi 5対応モデルとWi-Fi 6対応モデルのどちらを選ぶべきか迷う人は多くいます。見た目や基本的な使い方は同じでも、通信速度や混雑時の安定性などに違いがあります。
特に価格差が少ない場合は、単純な性能だけではなく、これから数年間使うことを考えて選ぶことが大切です。この記事では、Wi-Fi 5とWi-Fi 6の違いや、どちらを購入すべきか判断するポイントを詳しく解説します。
Wi-Fi 5とWi-Fi 6の基本的な違い
Wi-Fi 5とWi-Fi 6は、どちらも無線LANの通信規格ですが、世代が異なります。Wi-Fi 5は2013年頃から普及した規格で、現在でも多くのルーターで利用されています。
一方、Wi-Fi 6は2019年頃から普及した新しい規格で、通信速度の向上だけでなく、多くの端末を同時接続した場合でも安定しやすい仕組みが導入されています。
| 項目 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 6 |
|---|---|---|
| 最大通信速度 | 最大約6.9Gbps | 最大約9.6Gbps |
| 混雑時の安定性 | やや弱い | 強い |
| 省電力性能 | 標準的 | 向上 |
| 対応機器 | 多い | 新しい機器ほど対応 |
価格差が少ないならWi-Fi 6を選ぶメリット
Wi-Fiルーターは一度購入すると数年間使うことが多いため、現在だけではなく将来の利用環境も考えて選ぶことが重要です。
例えば、今はスマートフォン1台とパソコンだけで利用していても、将来的にタブレット、ゲーム機、スマート家電など接続する機器が増える可能性があります。
Wi-Fi 6は複数端末を同時に利用する環境に強いため、家族でスマホやパソコンを多く使う家庭では特にメリットがあります。
Wi-Fi 6は速度だけでなく混雑への強さが特徴
Wi-Fi 6の大きな特徴は、単純な最大速度よりも、複数の端末が同時に通信する状況で快適に使いやすい点です。
Wi-Fi 5では、家族が同時に動画視聴やオンラインゲームをすると通信が不安定になることがあります。しかしWi-Fi 6では通信を効率的に分配する技術により、混雑した環境でも速度低下を抑えやすくなっています。
例えば、リビングで動画を見る人、別の部屋でオンライン会議をする人、スマホでゲームをする人が同時にいても、Wi-Fi 6対応ルーターのほうが安定した通信を期待できます。
Wi-Fi 6を選んでも意味がないケース
ただし、すべての人が必ずWi-Fi 6の恩恵を受けられるわけではありません。接続する端末側がWi-Fi 6に対応していない場合、Wi-Fi 5相当の通信になります。
例えば、古いスマートフォンや古いパソコンしか使わない場合は、Wi-Fi 6ルーターを購入しても最大性能を発揮できません。
また、インターネット回線自体の速度が遅い場合は、Wi-Fi規格を新しくしても大きな改善を感じられないことがあります。
初めてルーターを買う場合の選び方
初めてWi-Fiルーターを購入する場合は、対応規格だけでなく、利用人数や家の広さ、接続台数も確認しましょう。
一人暮らしで最低限の利用しかしない場合はWi-Fi 5でも十分な場合があります。しかし、価格差がわずかであれば、将来性を考えてWi-Fi 6対応モデルを選ぶほうが後悔しにくいです。
特に1500円程度の差であれば、数年間使用することを考えると1日あたりの負担はわずかです。通信環境への投資としてWi-Fi 6を選ぶ価値は十分あります。
まとめ
Wi-Fi 5とWi-Fi 6で迷った場合、価格差が1500円程度であればWi-Fi 6対応ルーターを選ぶことがおすすめです。
Wi-Fi 6は最大速度だけでなく、複数端末を利用したときの安定性や省電力性能にも優れており、今後数年間使うことを考えるとメリットがあります。
ただし、利用する端末やインターネット回線によって体感できる差は変わります。自分の利用環境を確認したうえで、将来性を重視するならWi-Fi 6を選ぶと安心です。


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