Wi-Fi接続は問題なく認識されているのに、ブラウザやメール、クラウドサービスにアクセスできないという問題に直面していませんか?この記事では、TP-LinkのルーターとパナソニックのPCを使用している環境で、この問題が発生する原因と解決策について詳しく解説します。
1. Wi-Fi接続は正常なのにブラウザが動かない原因
Wi-Fiに接続しているにもかかわらず、インターネットブラウザが動作しないという問題は、いくつかの原因が考えられます。まず、Wi-Fi接続が正常に見えても、実際にはインターネット通信が不安定だったり、ルーターの設定に問題がある場合があります。また、特定のデバイスやアプリケーションでのみ発生する問題もあります。
さらに、iPhoneのインターネット共有では正常に接続できている場合、Wi-Fiの設定自体には問題がない可能性もあります。この場合、ルーターやPCの設定に焦点を当てて問題を解決する必要があります。
2. ルーターの設定を確認する
まず、TP-LinkのAX5400ルーターの設定を確認してみましょう。特に、インターネット接続が不安定な場合は、ルーターのファームウェアが最新であるかを確認し、アップデートがあれば適用してください。
また、Wi-Fiのチャネルや周波数帯(2.4GHz / 5GHz)の設定が最適でない場合も、接続が不安定になることがあります。周波数帯を変更したり、混雑していないチャネルを選択することで改善されることがあります。
3. DNS設定の見直し
インターネットに接続できない問題の一因として、DNS設定の問題が考えられます。デフォルトのDNSサーバーが遅延を引き起こしている場合、手動でGoogleのDNS(8.8.8.8や8.8.4.4)に設定変更することで改善されることがあります。
PCのネットワーク設定からDNSサーバーを変更する方法は、ネットワークアダプターのプロパティで行えます。これを試してみることで、ブラウザの接続問題が解消される場合があります。
4. ルーターのリセットを試す
ルーターをリセットすることで、接続に関する問題が解決することもあります。リセットを行うことで、ルーターが一時的に新しい接続情報を取得し、正常な動作を再開することがあります。
ただし、リセット後に再度設定が必要となるため、バックアップを取ってから行うと安心です。リセット後、再度Wi-Fi接続が確立するかを確認してください。
まとめ
Wi-Fi接続は正常でもブラウザが動かない問題には、ルーターの設定やDNSの設定、ファームウェアの更新などが影響していることがあります。まずは、ルーターの設定を確認し、DNS設定を見直すことで改善できる可能性があります。さらに、問題が解決しない場合は、ルーターのリセットを試すことも一つの手段です。
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