Webサービスやアプリを利用する機会が増えると、登録するパスワードの数も増えて管理が大変になります。手軽な方法としてLINEのKeepメモなどに保存する人もいますが、大切なアカウント情報をどこに保管するかはセキュリティ面で慎重に考える必要があります。
この記事では、パスワード管理で避けたい保存方法、安全に管理するためのおすすめの方法、スマホ利用者でも簡単にできる対策について詳しく解説します。
LINEのKeepメモにパスワードを保存する問題点
LINEのKeepメモは、自分専用のメモとして文章や画像などを保存できる便利な機能です。しかし、銀行口座やメール、SNSなどの重要なアカウントのパスワードを保存する場所としてはおすすめできません。
理由のひとつは、LINEアカウント自体が乗っ取られた場合、Keepメモに保存した情報も第三者に見られる可能性があるためです。
例えば、スマホを紛失した際にLINEのログイン情報が悪用されたり、端末のロックを解除されたりすると、メモに残したパスワード一覧が流出するリスクがあります。
パスワードをメモ帳やスマホのメモ機能に保存する危険性
LINE Keepメモ以外にも、スマホ標準のメモアプリや普通のテキストファイルにパスワードを書いて保存する方法があります。
この方法はすぐ確認できる便利さがありますが、暗号化されていない状態で保存されている場合、端末やアカウントへの不正アクセス時に情報を守れません。
特にメールアドレス、ネット銀行、ショッピングサイトなどが同じ一覧にまとめられている場合、ひとつの情報漏えいから複数のサービスを乗っ取られる危険があります。
おすすめはパスワード管理アプリを利用する方法
安全性と利便性を両立したい場合は、専用のパスワード管理アプリを利用する方法がおすすめです。
パスワード管理アプリは、保存した情報を暗号化して管理し、利用者が設定したマスターパスワードや生体認証によって保護します。
代表的な機能として、以下のようなものがあります。
- 複雑で安全なパスワードを自動生成できる
- 複数端末で安全に同期できる
- Webサイトやアプリで自動入力できる
- 同じパスワードの使い回しを防げる
例えば、通販サイトごとに異なる長いパスワードを設定しても、自分で全て覚える必要がなくなります。
スマホ標準のパスワード保存機能も活用できる
最近のスマートフォンには、OS標準のパスワード管理機能が搭載されています。
iPhoneではiCloudキーチェーン、AndroidではGoogleパスワードマネージャーなどを利用でき、端末の生体認証や画面ロックによって保護されます。
例えば、顔認証や指紋認証を設定しておけば、Webサイトへのログイン時に自動入力を利用しながら、第三者が簡単にパスワードを見ることを防げます。
パスワード管理で実践したい基本的な対策
保存場所を変更するだけでなく、普段の使い方を見直すことも重要です。
- サービスごとに違うパスワードを設定する
- 誕生日や名前など推測されやすい文字列を避ける
- 2段階認証を設定する
- 不要になったアカウントは削除する
例えば、SNSと通販サイトで同じパスワードを使っている場合、片方のサービスから情報が漏れると、別のサービスにも不正ログインされる可能性があります。
少し手間でも、重要なサービスほど個別の強力なパスワードを設定することが大切です。
どうしてもメモで管理したい場合の注意点
専用アプリの操作が難しい場合でも、パスワードをそのまま文章で保存する方法は避けた方が安全です。
どうしてもメモを利用する場合は、パスワードそのものではなく、自分だけが分かるヒント形式にしたり、端末のロックやメモアプリの暗号化機能を利用したりするようにしましょう。
また、パスワード一覧を保存している場所やファイルの存在を他人に知られないようにすることも重要です。
まとめ|パスワードは便利さより安全性を優先して管理する
LINEのKeepメモは日常的なメモには便利ですが、重要なアカウントのパスワード保存場所として利用することはセキュリティ面でリスクがあります。
安全に管理するなら、パスワード管理アプリやスマートフォン標準の管理機能を利用し、サービスごとに異なるパスワードを設定する方法がおすすめです。
パスワードは一度流出すると、メールやSNS、ネットショッピングなど多くのサービスに影響する可能性があります。普段使うスマホだからこそ、安全な管理方法を選ぶことが大切です。


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