楽天モバイルを大容量通信やテザリング用、povoを電話番号や予備回線として利用するなど、2つのSIMを組み合わせて使う人が増えています。しかし、デュアルSIM環境では「どちらの番号に電話がかかってくるのか」「通話はどちらの回線を使うのか」といった疑問が出やすくなります。
この記事では、楽天モバイルをサブ回線、povoをメイン回線として利用する場合の着信や通話の仕組み、設定時の注意点について詳しく解説します。
デュアルSIMでは2つの電話番号を同時に待ち受けできる
対応しているスマートフォンでデュアルSIMを利用すると、楽天モバイルとpovoの2つの回線を同時に有効化できます。
そのため、povoの電話番号に電話がかかってきた場合はpovo側で着信し、楽天モバイルの電話番号にかかってきた場合は楽天モバイル側で着信します。
例えば、povoの番号を仕事や知人との連絡用、楽天モバイルをデータ通信やテザリング用として設定している場合でも、povoの番号宛ての電話は通常通り受けることができます。
povoをメイン回線にした場合の通話方法
povoの電話番号で発信や着信をしたい場合は、スマートフォン側で音声通話用の回線をpovoに設定します。
iPhoneやAndroidでは、SIMごとに「音声通話に使用する回線」「モバイルデータ通信に使用する回線」を選択できます。
例えば、以下のような設定にすると使いやすくなります。
| 用途 | 設定する回線 |
|---|---|
| 電話番号での通話 | povo |
| インターネット通信 | 楽天モバイル |
| テザリング | 楽天モバイル |
このように分けることで、通話はpovo、データ通信は楽天モバイルという使い方が可能になります。
楽天モバイルのギガ無制限テザリングは利用できる
楽天モバイルをデータ通信専用のように使う設定にすれば、楽天回線の通信容量を活用してテザリングを利用できます。
外出先でノートパソコンやタブレットを接続する場合でも、モバイルデータ通信の設定を楽天モバイルにしておけば、楽天側の回線を利用して通信できます。
ただし、楽天回線のエリア外では通信品質が変わる場合があるため、楽天が圏外になる場所ではpovo側へ切り替えるなどの対策を考えておくと安心です。
楽天モバイルが圏外でもpovoの電話は受けられるのか
povoのSIMが有効になっていて電波を受信できる状態であれば、楽天モバイルが圏外でもpovoの電話番号への着信は可能です。
デュアルSIMでは、それぞれの回線が別々に通信するため、楽天モバイルの通信状況がpovoの通話機能に直接影響するわけではありません。
例えば、楽天モバイルが利用できない山間部や建物内でも、povoの電波が届いていればpovo番号への電話を受けたり、発信したりできます。
デュアルSIM利用時に注意したい設定
便利なデュアルSIMですが、設定を間違えると意図しない回線を使ってしまうことがあります。
特に確認したいポイントは以下の通りです。
- 音声通話の優先SIMがpovoになっているか
- モバイルデータ通信が楽天モバイルになっているか
- SIMが両方とも有効になっているか
- 端末がデュアルSIMに対応しているか
例えば、データ通信の設定がpovoになっていると、楽天モバイルではなくpovo側の通信容量を消費する可能性があります。利用目的に合わせて設定を確認しましょう。
まとめ:povoを電話用、楽天モバイルを通信・テザリング用に分ける使い方は可能
楽天モバイルをサブ回線としてデータ通信やテザリングに利用し、povoをメインの電話番号として使うデュアルSIM運用は可能です。
povoの番号に電話がかかってきた場合はpovo回線で着信し、通話もpovo回線を利用できます。一方、インターネット通信やテザリングは楽天モバイル側に設定できます。
外出先で圏外になる場所への対策として2回線を持つことは有効なので、自分の利用スタイルに合わせてSIMごとの役割を設定すると快適に利用できます。


コメント