ソフトバンクの「新トクするサポート」は、端末を一定期間利用後に返却することで、残りの分割支払いを免除できる制度です。しかし、事情が変わり端末を返却しない場合、支払いはどうなるのか疑問に思う方も多いでしょう。この記事では、新トクするサポートで返却をしない場合の扱いや、支払いの継続について詳しく解説します。
「新トクするサポート」とは何か
「新トクするサポート」は、スマートフォンを48回の分割払いで購入し、最短13カ月目以降に端末を返却することで、残りの分割支払い（最大24回分）が免除されるサービスです。
この制度の利用により、高額な端末をより安価に利用することができる仕組みになっていますが、あくまでも“返却”が前提条件となっています。
返却キットを注文後、返却しなかった場合の扱い
返却キットを取り寄せた後に、やはり端末を返却しないという選択をした場合、制度上どうなるのでしょうか？
端末を返却しなければ、「新トクするサポート」による支払い免除は適用されず、48回分の分割支払いをそのまま継続することになります。つまり、一括請求になるわけではなく、月々の分割払いが続くということです。
返却しない選択をする場合のメリットとデメリット
返却しない場合、自分のものとして引き続き端末を所有できます。これは、「まだ使えるし、愛着があるから手元に置きたい」と思うユーザーにとってはメリットです。
一方で、最大24回分の支払い免除が受けられなくなるため、結果的に高くついてしまう可能性があります。また、将来的に新しい機種に買い替えるタイミングで下取りの価値が下がるリスクもあります。
返却する場合に注意したいポイント
返却する際は、端末に破損や水濡れがないことが求められます。破損がある場合、免除条件を満たしていても、最大22,000円の請求が発生することもあるため、端末の状態をよく確認しましょう。
また、返却期限が設けられており、期限内に手続きを完了させないと免除の対象にならないこともあります。返却意思がある場合は、早めの対応が必要です。
将来の機種変更や乗り換えを見据えた判断を
機種を返却せずに所有し続ける場合、将来的にSIMフリー化して他キャリアに乗り換えるなどの柔軟性がある点も見逃せません。一方で、ソフトバンクを継続利用する予定であれば、割引や免除制度を有効に活用することも賢い選択です。
どちらを選ぶかは、現在の端末の状態、支払い状況、そして今後の利用予定によって変わってくるでしょう。
まとめ
ソフトバンクの「新トクするサポート」で返却キットを取り寄せた後に端末を返却しなかった場合、分割払いはそのまま継続されます。一括請求になるわけではないため、月々の支払いが続く形になります。制度を利用して支払い免除を受けるには、端末を期限内に返却し、かつ良好な状態であることが求められます。
返却しない選択にもメリットはあるため、ご自身のライフスタイルや今後の端末利用計画に応じて、最適な選択を行いましょう。
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