2台目ルーターをBRモードで使う方法|壁LAN接続で親ルーターとつながっていない場合の仕組みを解説

インターネット接続

自宅の2階と3階など、離れた場所でWi-Fiを使いたい場合、2台目のルーターを設置する方法があります。その際に「BRモード(ブリッジモード)では親ルーターとLANケーブルで直接つなぐ必要があるのか」「壁のLAN差込口につないでも利用できるのか」と疑問に感じる人も多くいます。

この記事では、2台目ルーターをBRモードで利用する仕組みや、住宅内LAN配線を使った正しい接続方法、注意点について詳しく解説します。

BRモード(ブリッジモード)とは何か

BRモードとは、ルーター機能を停止して、無線アクセスポイント(Wi-Fiを発信する機器)として利用する動作モードです。

通常、ルーターにはIPアドレスを割り当てるDHCP機能や、ネットワークを管理する機能があります。しかし、同じ家庭内ネットワークにルーターを2台置くと、設定によっては二重ルーター状態になり通信トラブルの原因になります。

そのため、2台目のルーターをBRモードに変更すると、1台目のルーターがネットワーク管理を担当し、2台目はWi-Fiを提供する役割だけを行う形になります。

BRモードでは必ず親ルーターと直接LAN接続が必要なのか

一般的な接続方法では、1台目のルーターと2台目のルーターをLANケーブルで直接接続します。

例えば、1階に親ルーターがあり、2階に追加ルーターを置く場合、親ルーターのLANポートと子ルーターのLANポートをケーブルで接続する方法が基本です。

しかし、戸建て住宅で壁の中にLAN配線が施工されている場合は、必ずしも2台のルーターを近くで直接つなぐ必要はありません。

壁のLAN差込口を使った2台目ルーターの接続方法

住宅内の壁LANポートが、親ルーターとつながっている場合は、その壁LANを利用して2台目ルーターを接続できます。

例えば、2階のルーターから住宅内のLAN配線が情報分電盤などを経由して3階の壁LANポートまでつながっている場合、3階の壁LANポートに2台目ルーターを接続すれば通信できます。

この場合の通信経路は、以下のようになります。

場所 役割
1台目ルーター インターネット接続・IPアドレス管理
住宅内LAN配線 1階や2階から3階へ通信を運ぶ
2台目ルーター(BRモード) Wi-Fiアクセスポイントとして動作

つまり、壁LANが1台目ルーターにつながっている状態なら、2台目ルーターと親ルーターを直接ケーブルでつながなくても正常に動作します。

壁LANにつないでも使えない場合の確認ポイント

壁のLAN差込口に2台目ルーターを接続してもインターネットにつながらない場合は、壁の中の配線がどこにつながっているか確認する必要があります。

戸建て住宅では、壁のLANポートの先が情報分電盤や配線ボックスに集約されていることが多く、そこからルーターへ接続する必要があります。

例えば、壁のLANポートが単なる部屋間の配線になっていて、親ルーター側につながっていない場合は、LANケーブルを挿しても通信はできません。

2台目ルーターをBRモードで設定するときの注意点

2台目ルーターをBRモードで使用する場合は、接続するLANポートにも注意が必要です。

多くのルーターでは、BRモード時はWANポートではなくLANポート側へ接続する仕様になっています。ただし、機種によって動作が異なるため、取扱説明書で確認することが重要です。

また、2台目ルーターのSSIDやパスワードを1台目と同じに設定すると、家の中を移動した際に端末が自動的につながりやすくなる場合があります。

2台のルーターを離れた場所に設置するメリット

戸建て住宅では、階数や壁の影響によってWi-Fiの電波が弱くなることがあります。2台目ルーターを有線接続で設置すると、電波を中継するよりも安定した通信環境を作れます。

例えば、3階の部屋でオンラインゲームや動画配信を行う場合、1階や2階の親ルーターから無線中継するよりも、壁LAN経由で2台目ルーターを設置した方が速度や安定性が向上する可能性があります。

特にゲーム、ライブ配信、大容量ファイルの送受信などでは、有線経由のアクセスポイント設置が効果的です。

まとめ

BRモードの2台目ルーターは、基本的には1台目のルーターとLAN接続して利用しますが、住宅内にLAN配線がある場合は壁のLAN差込口を利用して接続することも可能です。

重要なのは、壁LANの先が1台目ルーターにつながっていることです。住宅内LAN配線が正しく構成されていれば、離れた階にあるルーター同士を直接ケーブルでつなぐ必要はありません。

戸建てで複数階にWi-Fi環境を作る場合は、壁LANを利用したBRモード接続が安定した方法の一つです。まずは情報分電盤やLAN配線の状態を確認すると、正しい接続方法を判断できます。

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