戸建て住宅では、壁に「LAN」と書かれた差込口が設置されていることがあります。有線LANでパソコンやゲーム機を接続できそうに見えますが、LANケーブルを壁に挿すだけでインターネットにつながるのか、どのような配線が必要なのか分からない人も多いです。
この記事では、壁のLANポートの仕組みや、有線LANを使ってゲーム配信やオンラインゲームを快適に行うための接続方法、確認すべきポイントについて詳しく解説します。
壁にあるLAN差込口の正体とは
戸建て住宅の壁にあるLAN差込口は、家の中にLAN配線を通して各部屋でインターネットを利用するための設備です。新築住宅などでは、リビングに設置したルーターから各部屋へLANケーブルを配線しているケースがあります。
この壁のLANポートは、単独でインターネットを発信しているわけではありません。壁の中を通ったLANケーブルの先が、ルーターやネットワーク機器につながっていることで利用できます。
そのため、壁のLAN差込口にパソコンを直接接続するだけで使える場合もありますが、住宅側の配線状況によっては別途接続作業が必要になります。
有線LANを使うための基本的な接続方法
一般的な戸建て住宅での有線LAN接続は、以下のような流れになります。
- インターネット回線のONUとルーターを接続する
- ルーターから住宅内のLAN配線へ接続する
- 利用したい部屋の壁LANポートにLANケーブルを挿す
- 壁のLANポートとPCやゲーム機をLANケーブルで接続する
例えば、リビングにルーターがあり、2階の部屋でゲーム配信をしたい場合は、リビングのルーターから壁内部のLAN配線を経由して、2階の壁LANポートまで通信を届ける仕組みになります。
この場合、2階の部屋では壁のLANポートとパソコンをLANケーブルでつなぐだけで利用できることがあります。
壁のLANポートにつないでも使えない場合の確認ポイント
壁のLAN差込口に接続してもインターネットにつながらない場合は、いくつかの原因が考えられます。
まず確認したいのは、壁のLANポートの反対側がどこにつながっているかです。戸建ての場合、クローゼットや情報分電盤の中に各部屋へ伸びるLANケーブルが集まっていることがあります。
例えば、情報分電盤内にLANケーブルが複数ある場合、その中の1本をルーターのLANポートへ接続しないと、壁側のLANポートは利用できません。
また、ルーターではなくONUに直接接続している場合や、LANポート数が足りない場合は、スイッチングハブを追加することで複数の部屋へ有線接続できるようになります。
ゲーム配信やオンラインゲームでは有線LANがおすすめな理由
ゲーム配信やオンラインゲームでは、無線LANより有線LANの方が安定しやすいというメリットがあります。
Wi-Fiは電波状況や周囲の電子機器、壁や距離の影響を受けるため、一時的に速度低下や遅延が発生することがあります。一方、有線LANはケーブルで直接通信するため、通信が安定しやすくなります。
例えば、オンラインゲーム中に一瞬キャラクターの動きが止まる、配信映像が途切れるといった問題は、通信の安定性を高めることで改善する場合があります。
ゲーム用PCに接続するLANケーブルの選び方
有線LANでゲームをする場合は、LANケーブルの規格にも注意するとより快適に利用できます。
現在では「CAT6(カテゴリ6)」以上のLANケーブルが一般的に利用されています。高速通信や低遅延を重視する場合は、CAT6AやCAT7なども選択肢になります。
ただし、住宅内のLAN配線やルーター側が対応していない場合、ケーブルだけ高性能にしても速度が大きく向上するとは限りません。家全体の通信環境を確認することが大切です。
壁LANを利用する前に確認しておきたいこと
壁のLAN差込口を使う前に、住宅のネットワーク設備を確認しておくとスムーズです。
- 情報分電盤や配線ボックスの場所を確認する
- 各部屋のLAN配線がルーターにつながっているか確認する
- ルーターのLANポートが空いているか確認する
- 使用するPCやゲーム機がLAN接続に対応しているか確認する
新築時にインターネット配線工事をしている住宅であれば、壁LANを利用できる可能性は高いですが、前の住人や施工内容によって状態が異なる場合があります。
まとめ
戸建て住宅の壁にある「LAN」と書かれた差込口は、家の中にあるネットワーク配線を利用するための接続口です。ルーターから壁内配線につながっていれば、LANケーブルをPCやゲーム機へ接続するだけで有線通信が利用できます。
ただし、壁のLANポートが使える状態になっていない場合は、情報分電盤内の配線確認やルーターとの接続設定が必要です。
ゲーム配信やオンラインゲームでは通信の安定性が重要になるため、住宅のLAN設備を活用した有線接続は非常に有効な方法です。まずは壁LANの裏側の配線状況を確認し、自分の環境に合った接続方法を選ぶとよいでしょう。


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