iCloudカレンダーを利用している方でも、他人のGoogleカレンダーの予定を表示したい場面があるかもしれません。たとえば、仕事のスケジュールを共有したり、家族の予定を管理したりする際に便利です。本記事では、GoogleカレンダーをiCloudカレンダーに表示させる方法を詳しく解説します。
1. GoogleカレンダーをiCloudカレンダーに追加する方法
GoogleカレンダーをiCloudカレンダーで表示するためには、Googleカレンダーの「公開URL」を取得し、それをiCloudに登録する方法を使用します。
① Googleカレンダーの共有設定を確認
Googleカレンダーの予定をiCloudカレンダーで表示するためには、Googleカレンダーの持ち主がカレンダーを「公開」もしくは「特定のユーザーと共有」に設定している必要があります。
- Googleカレンダーを開く(Googleカレンダー)
- 左側のカレンダーリストから、共有したいカレンダーの「⋮(オプション)」をクリック
- 「設定と共有」を選択
- 「カレンダーのアクセス権限」で「一般公開する」を有効にする、または特定のメールアドレスと共有する
- 「公開用のURL」もしくは「iCal形式のURL」を取得
② iCloudカレンダーにGoogleカレンダーを追加
次に、取得したGoogleカレンダーの公開URLをiCloudカレンダーに追加します。
- iCloudカレンダーを開く(iCloudカレンダー)
- 左下の「+」ボタンをクリックし、「新しいカレンダーを追加」を選択
- 「URLから追加」を選択し、コピーしたGoogleカレンダーのiCal形式のURLを貼り付け
- 「追加」をクリックすると、Googleカレンダーの予定がiCloudカレンダーに表示される
2. iPhoneのカレンダーアプリにGoogleカレンダーを同期する方法
Googleカレンダーの予定をiPhoneの標準カレンダーアプリに直接表示させることも可能です。
① iPhoneの「設定」アプリを開く
- 「設定」→「カレンダー」→「アカウント」→「アカウントを追加」を選択
- 「Google」を選択し、Googleアカウントでログイン
- 「カレンダー」をオンにする
これで、iPhoneのカレンダーアプリにGoogleカレンダーが表示されます。
3. GoogleカレンダーがiCloudカレンダーに表示されない場合の対処法
もしGoogleカレンダーがiCloudカレンダーに表示されない場合、以下の点を確認してください。
① カレンダーの同期が有効になっているか確認
iPhoneの「設定」→「カレンダー」→「アカウント」→「Googleアカウント」内で、「カレンダー」が有効になっているか確認します。
② カレンダーの更新を手動で実行
カレンダーアプリを開き、画面を下にスワイプすると最新の情報が更新されることがあります。
③ Googleカレンダーの共有設定を再確認
Googleカレンダーの持ち主がカレンダーを正しく共有設定しているか再確認しましょう。
4. まとめ
iCloudカレンダーに他人のGoogleカレンダーの予定を表示する方法はいくつかありますが、最も簡単なのは「GoogleカレンダーのiCal URLを取得し、iCloudカレンダーに追加する」方法です。また、iPhoneのカレンダーアプリにGoogleアカウントを追加することで、直接Googleカレンダーを表示することも可能です。共有設定や同期の確認をしながら、自分に合った方法を試してみましょう。
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