ドコモのホームルーター「home 5G HR02」を有線接続しているにもかかわらず、通信速度が極端に遅くなるケースがあります。特に、同じルーターに接続している別の端末では高速通信できている場合、回線全体ではなく接続しているPC側や設定に原因がある可能性があります。
この記事では、home 5G HR02で有線接続したPCだけ速度が低下する原因や、ダウンロード速度が数Mbpsまで落ちた場合に確認したいポイントを詳しく解説します。
ルーターの故障と決めつける前に、LANケーブル、ネットワーク設定、PC側の状態などを順番に確認することで改善できる場合があります。
home 5G HR02で有線接続したPCだけ遅くなる主な原因
同じhome 5G HR02に有線接続している別の端末が高速通信できている場合、回線やホームルーター本体が原因である可能性は低くなります。
例えば、片方のPCが189Mbps出ているのに、もう片方だけ8Mbpsしか出ない場合は、そのPCに接続されているLAN環境やネットワーク設定に問題がある可能性があります。
通信速度は「ホームルーターの性能」だけではなく、「PCまで届く経路」の状態によって大きく変化します。
LANケーブルの規格を確認する
有線接続で速度が遅い場合、最初に確認したいのがLANケーブルです。
古いLANケーブルや品質の低いケーブルを使用している場合、通信速度が100Mbps以下に制限されたり、接触不良によって速度が不安定になったりすることがあります。
確認する場合は、LANケーブルに記載されている規格を確認してください。CAT5e、CAT6、CAT6Aなどのケーブルであれば一般的な高速通信に対応しています。
例えば、片方のPCでは正常な速度が出ていて、もう片方だけ遅い場合は、LANケーブルを入れ替えて速度を測定すると原因の切り分けができます。
PC側のLANアダプター設定を確認する
PCのネットワークアダプターが低速設定になっている場合も、通信速度が大きく低下する原因になります。
Windowsの場合、「ネットワーク接続」から有線LANアダプターの状態を確認できます。リンク速度が100Mbpsや10Mbpsになっている場合は、LANケーブルや接続ポートに問題がある可能性があります。
また、ネットワークアダプターのドライバーが古い場合も速度低下につながるため、PCメーカーやLANチップメーカーの最新ドライバーへ更新することも有効です。
バックグラウンド通信を確認する
PCでは、利用者が気付かないところで大量の通信を行っている場合があります。
例えば、Windows Update、クラウドストレージの同期、ゲームランチャーのアップデート、ウイルス対策ソフトのスキャンなどが実行されていると、ダウンロード速度測定の結果が低下することがあります。
タスクマネージャーを開き、「ネットワーク」の使用率を確認すると、どのアプリが通信しているか確認できます。
DNS設定やネットワーク設定をリセットする
ネットワーク設定の一時的な不具合によって速度が低下することもあります。
Windowsでは、コマンドプロンプトを管理者として起動し、以下のようなネットワーク関連のリセットを行うことで改善する場合があります。
例として、DNSキャッシュを削除する「ipconfig /flushdns」や、ネットワーク設定を初期化する操作があります。
ただし、会社や学校などで特殊なネットワーク設定をしているPCの場合は、設定変更前に現在の状態を確認しておくことが大切です。
home 5G HR02本体側で確認するポイント
別の端末では正常速度が出ている場合でも、home 5G HR02側の設定も確認しておくと安心です。
ホームルーターの再起動やファームウェア更新によって、一時的な通信不具合が改善することがあります。
また、接続しているLANポートを変更して速度が改善するか確認する方法もあります。
速度低下の原因を特定するための確認手順
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| LANケーブル | CAT5e以上か、別ケーブルで改善するか確認 |
| LANポート | 別のポートへ接続して試す |
| PC設定 | リンク速度やネットワーク設定を確認 |
| バックグラウンド通信 | 大量通信しているアプリがないか確認 |
| ルーター | 再起動や更新を行う |
例えば、LANケーブルを交換しただけで8Mbpsから数百Mbpsまで改善するケースもあります。原因を一つずつ切り分けることが重要です。
まとめ
ドコモhome 5G HR02で有線接続したPCだけダウンロード速度が8Mbps程度まで低下する場合、回線全体よりもPC側の接続環境に原因がある可能性が高いです。
特に確認したいのは、LANケーブルの規格、LANポート、ネットワークアダプター設定、バックグラウンド通信などです。
同じホームルーターに接続した別端末が高速通信できている場合は、故障を疑う前に遅い端末側の環境を確認すると、原因を特定しやすくなります。


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