アラブ首長国連邦からの迷惑電話に要注意！間違えて折り返した場合のリスクと対策

最近、アラブ首長国連邦（UAE）などの海外番号からの迷惑電話が増えています。「知らない番号だから無視しよう」と思っても、間違えて折り返してしまうこともあるでしょう。

本記事では、海外の迷惑電話のリスクと、間違えてかけ直してしまった場合の影響、さらに今後の対策について詳しく解説します。

海外の迷惑電話の主な手口とは？

海外の迷惑電話には、さまざまな手口があります。代表的なものを紹介します。

電話が一瞬だけ鳴ってすぐ切れることが特徴です。折り返すと、高額な通話料金が発生する可能性があります。

「あなたが当選しました」「緊急の用件です」などと言って、個人情報を聞き出そうとする手口です。

金融機関や政府機関を装い、「口座に問題がある」「身元確認が必要」などと騙して情報を盗み取ります。

間違えて電話をかけてしまった場合、以下のリスクが考えられます。

日本の携帯キャリアは、海外通話の料金が非常に高額です。数秒の通話でも数千円かかることがあります。

相手が音声ガイダンスを流し、「番号を押してください」などと指示することがあります。これに従うと、個人情報が収集される可能性があります。

折り返すことで「この番号の持ち主は電話に出る可能性が高い」と判断され、今後さらに迷惑電話が増える恐れがあります。

今後、同様の迷惑電話を受けないために、以下の対策を実施しましょう。

スマートフォンの設定やアプリを利用して、海外からの着信をブロックできます。

「Whoscall」や「迷惑電話ブロック」などのアプリを使うと、迷惑電話を自動で検出・ブロックできます。

誤って折り返してしまうのを防ぐために、知らない海外番号の履歴はすぐに削除しましょう。

NTTドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアは、国際電話の発信を制限するサービスを提供しています。これを活用すると、誤発信を防げます。

すでに折り返してしまった後に、「詐欺かもしれない」と不安になった場合、以下の対応を行いましょう。

通話時間が長くなっていないかをチェックし、不審な番号を記録しておきます。

通話料の確認や、不正な国際通話の請求がないかをキャリアに問い合わせましょう。

万が一、電話で個人情報を伝えてしまった場合は、銀行口座やクレジットカードの利用状況をチェックし、不審な動きがないか確認しましょう。

海外の迷惑電話は、詐欺や高額な通話料金を狙ったものが多く、絶対に折り返さないことが最善の対応です。

迷惑電話の被害を防ぐために、今すぐ対策を実施しましょう！