「ルーターの電源を抜き差しするとIPアドレスが変わる」と聞いたことがあっても、それが本当に正しいのか分かりにくいポイントです。特にドコモ光のような光回線では、家庭のルーター操作と外部のIPアドレスの関係が混同されやすい傾向があります。本記事では、IPアドレスの仕組みと、ルーター再起動との関係を整理して解説します。
結論:ルーター再起動だけでIPが変わるとは限らない
一般的に、ルーターの電源を入れ直しただけでは必ずIPアドレスが変わるわけではありません。
なぜなら、ドコモ光などの回線では「プロバイダ側が割り当てるIPアドレス」が本体であり、家庭のルーターはその接続を中継しているだけだからです。
そのため、再起動しても同じIPが再割り当てされるケースも多くあります。
IPアドレスが変わる仕組み(動的IPの基本)
家庭用インターネットでは、多くの場合「動的IPアドレス」が使われています。
これはプロバイダが一定期間ごとにIPを貸し出す仕組みで、接続が切れたタイミングで再割り当てされる可能性があります。
ただし、短時間の再起動では同じIPが維持されることも珍しくありません。
ルーター再起動でIPが変わる可能性があるケース
以下のような条件が重なると、IPアドレスが変わることがあります。
・長時間の電源断でセッションが切れた場合
・プロバイダ側のリース期限が切れた場合
・接続方式がPPPoEで再接続が発生した場合
つまり「必ず変わる」のではなく「条件次第で変わる」というのが正確です。
ドコモ光での実際の挙動
ドコモ光ではプロバイダごとに仕組みが異なりますが、多くは動的IPが採用されています。
再起動だけではIPは変わらず、数時間〜数日単位での接続変化や回線再認証で変更されることがあります。
また、IPv6(IPoE)接続の場合は、そもそも従来のIP変動の考え方と異なる場合もあります。
IPを確実に変えたい場合の方法
どうしてもIPアドレスを変更したい場合は、ルーター再起動よりも回線側の再接続が重要になります。
例えばONUやホームゲートウェイの長時間電源オフ、プロバイダ接続の再設定などが影響することがあります。
ただし、固定IPではない限り「必ず変更できる保証はない」点には注意が必要です。
まとめ
ルーターの電源抜き差しでIPアドレスが変わるというのは一部では正しいものの、常に起こる現象ではありません。
IPはプロバイダ側の仕組みに依存しており、再起動だけでは変わらないケースが多いです。
仕組みを理解しておくことで、誤解なくネットワークの挙動を判断できるようになります。


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