PS5を2台有線接続し、光回線(最大上り650Mbps・下り300Mbps程度)という十分な環境にもかかわらず、ゲーム中に回線が突然切断されるケースは珍しくありません。本記事では、VALORANTなどのオンラインゲーム中に発生する「同時に両方のPS5が落ちる」現象について、考えられる原因と改善方法を整理して解説します。
まず確認すべきは「回線」ではなく「ルーター側の負荷」
速度テストで問題がなくても、ゲーム中に切断が起きる場合は回線速度ではなくルーターの処理能力が原因であることが多いです。
特にArcher AX80のような家庭用ルーターでは、同時に複数台のゲーム通信+NAT処理+IPv6/IPv4変換が重なると負荷が集中することがあります。
結果として、通信が一時的に遮断され「両方のPS5が同時に落ちる」という現象が発生します。
PS5複数台接続で起きやすいNATタイプ問題
PS5を2台同時に接続している場合、NATタイプの競合が発生することがあります。
特に「NATタイプ2でも不安定」「NATタイプ3に一時的に変化する」状態では、オンラインゲームの接続が切れやすくなります。
VALORANTのようにリアルタイム通信を行うゲームでは、この影響が顕著に出ます。
LANケーブルではなくルーター設定が原因の可能性
CAT6aのLANケーブルに交換しても改善しない場合、物理的な配線ではなく設定面の問題が疑われます。
特に「IPv6設定」「セキュリティ設定(SPIファイアウォール)」「QoS設定」が不安定要因になることがあります。
また、ルーターのファームウェアが古い場合も切断の原因になります。
改善のために試すべき具体的な対処法
まずはルーターの再起動と最新ファームウェアへの更新を行います。
次に、PS5それぞれに固定IPを割り当て、ポート開放(またはUPnPの有効化)を確認します。
さらに、可能であれば片方のPS5をWi-Fi接続に変更して負荷分散することで改善する場合もあります。
それでも改善しない場合の最終チェック
プロバイダ側の混雑や回線終端装置(ONU)の不具合も原因になることがあります。
特に「複数端末同時に落ちる」場合は、ルーターよりも上流側の機器トラブルの可能性もあります。
その場合はONUの交換依頼やプロバイダへの通信品質調査依頼が有効です。
まとめ
今回のような症状は速度不足ではなく、ルーター負荷・NAT競合・設定不備が主な原因であることが多いです。
LANケーブルでは改善しないため、ルーター設定とネットワーク構成の見直しが重要です。特に複数台のPS5を同時接続している環境では、負荷分散と設定最適化が安定化の鍵となります。


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