pixivやSNSでAIイラストを投稿し、PatreonやFantiaなどへ誘導しているクリエイターを見かける機会が増えました。「あの人たちは何のAIを使っているのか」「ローカル環境なのかクラウドなのか気になる」という人も多いでしょう。この記事では、pixiv系AI絵師によく使われている画像生成AI、ローカル生成が多い理由、実際の制作フローなどを初心者向けに分かりやすく整理します。
pixiv系AI絵師で最も多いのはStable Diffusion系
現在、pixivやPatreon誘導系で最も多いのはStable Diffusion系です。
特に次のような組み合わせがかなり主流になっています。
| 用途 | よく使われるもの |
|---|---|
| 画像生成AI本体 | Stable Diffusion XL(SDXL) |
| UI | AUTOMATIC1111 / ComfyUI |
| 追加モデル | LoRA・Checkpoint |
| 高画質化 | Upscaler・Adetailer |
特にアニメ系・美少女系では、Civitaiなどで配布されているカスタムモデルを利用しているケースが非常に多いです。
「同じ絵柄っぽいAI絵が大量にある」と感じるのは、同じベースモデルを使っている人が多いためでもあります。
なぜMidjourneyよりStable Diffusionが多いのか
一般的なAI画像生成ではMidjourneyも有名ですが、pixiv系ではStable Diffusion優勢です。
その理由は次のような点にあります。
- NSFW制限が比較的少ない
- LoRAでキャラや絵柄を細かく調整できる
- ローカル運用できる
- 大量生成に向いている
- 細部修正がしやすい
Patreon誘導をしているアカウントは、かなり大量の画像を継続投稿していることが多いため、自由度の高いStable Diffusion環境が好まれやすいです。
ローカル環境でやっている人は多い?
結論から言うと、本格的に活動している人ほどローカル環境率が高い傾向があります。
理由としては、次のようなメリットが大きいからです。
ローカル環境のメリット
- 生成枚数制限がない
- 月額課金を抑えられる
- モデルを自由に入れ替えられる
- NSFW制限が少ない
- ControlNetなど高度機能を使いやすい
特にPatreon系では「毎日大量投稿」が重要になるため、クラウド課金よりローカルGPU運用の方がコスト効率が良くなります。
そのためRTX 4070〜4090あたりを積んだPCを使っているケースもかなりあります。
ただし初心者はクラウド利用も多い
一方で、最初から高性能PCを持っている人ばかりではありません。
そのため初心者や副業レベルでは、次のようなクラウド系サービスを使う人もいます。
- SeaArt
- NovelAI
- TensorArt
- Mage.space
- Leonardo AI
これらはブラウザだけで使えるため、ゲーミングPC不要で始められるのが特徴です。
ただし細かい制御や大量生成になると、ローカル環境へ移行する人も少なくありません。
Patreon誘導系でよく使われる機能
pixivやPatreon誘導をしているAI絵師は、単純なtxt2imgだけではなく、かなり多くの補助機能を使っています。
| 機能 | 用途 |
|---|---|
| LoRA | キャラ・服装・絵柄固定 |
| ControlNet | ポーズ制御 |
| Inpaint | 部分修正 |
| Adetailer | 顔崩れ修正 |
| Upscale | 高解像度化 |
実際には「ボタン1つで完成」というより、かなり工程を積み重ねている人も多いです。
AI絵師によって制作スタイルはかなり違う
AI絵師と一口に言っても、制作方法はかなり幅があります。
例えば次のようなタイプに分かれます。
- 完全AI生成型
- AI+Photoshop修正型
- ラフを描いてAI補助する型
- 3D素材+AI型
特に人気アカウントほど、最終的にはPhotoshopやClip Studioでかなり手修正しているケースもあります。
そのため、「AIだけで全部自動生成している」とは限らない点には注意が必要です。
最近はComfyUI利用者もかなり増えている
以前はAUTOMATIC1111が主流でしたが、最近はComfyUIへ移行する人も増えています。
理由は、ワークフローを細かく構築できるためです。
特に大量生成や高品質化を行うPatreon系では、ComfyUIの柔軟性を好む人が増えています。
一方で、初心者には少し難しいため、最初はAUTOMATIC1111から始める人も多いです。
まとめ
pixivでPatreon誘導をしているAI絵師の多くは、Stable Diffusion系を利用しているケースが主流です。
特にSDXL・LoRA・ControlNet・ComfyUIなどを組み合わせ、ローカルGPU環境で大量生成している人が多い傾向があります。
ただし初心者層ではクラウドサービス利用も多く、制作スタイルはかなり幅があります。最近のAIイラスト界隈は、単純な自動生成だけではなく、画像編集やモデル調整まで含めた“総合制作環境”になっていると言えるでしょう。


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