Googleドライブは多くのユーザーにとって便利なクラウドストレージですが、アップロードしたファイルを後から編集した場合、その変更が自動で反映されるのか疑問に思うことがあります。この記事では、Googleドライブにアップロードしたデータの変更がどのように扱われるのか、編集履歴が残るのかについて詳しく解説します。
Googleドライブにアップロードしたデータの変更は反映される？
Googleドライブにアップロードしたファイルは、そのままの状態で保存されるため、ローカル（パソコンやスマホ内）のファイルを変更しても、Googleドライブ上のデータには自動で反映されません。アップロード後に元のデータを編集した場合、以下の方法でGoogleドライブのデータを更新できます。
- 再アップロード: 修正したファイルを手動でGoogleドライブにアップロードする。
- Googleドライブの「バージョン管理」機能を使用: 既存のファイルのバージョンを更新する。
- GoogleドライブとPCフォルダを同期する: Google ドライブのデスクトップアプリ（Drive for Desktop）を利用すると、自動で同期される。
Googleドキュメントやスプレッドシートの場合
Googleドライブ内で直接編集できるGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートは、オンライン上でリアルタイムに変更が保存されます。そのため、特別な操作をしなくても編集内容はGoogleドライブに反映されます。
編集履歴は残るのか？
Googleドライブでは、Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドなどの「Google形式」のファイルは自動で編集履歴が記録されます。しかし、通常のPDFやWordファイル、画像ファイルなどの一般的なファイルは、単に上書き保存されるだけで編集履歴は残りません。
ただし、一般的なファイルでもGoogleドライブの「バージョン管理」機能を利用すれば、過去のバージョンを保存しておくことが可能です。
Googleドライブのバージョン管理機能を使う方法
手動でバージョンを管理したい場合、以下の手順で更新できます。
- Googleドライブで変更したいファイルを右クリックする。
- 「バージョン管理」を選択する。
- 「新しいバージョンをアップロード」をクリックし、編集済みのファイルをアップロードする。
- 古いバージョンを保持するか削除するかを選択する。
この機能を使えば、過去のバージョンも必要に応じて保持しつつ、新しいデータを上書きできます。
まとめ
Googleドライブにアップロードしたデータは、元のファイルを変更しても自動で更新されるわけではありません。ただし、「バージョン管理」機能を使えば、手動で新しいファイルを上書きしながら、過去の履歴を保持することができます。また、GoogleドキュメントなどのGoogle純正フォーマットのファイルはリアルタイムで変更が保存され、編集履歴も確認できます。適切な方法を活用し、Googleドライブを効率的に管理しましょう。
コメント