ひかり電話を解約後、無線LANは繋がるようになったものの、有線LANが使えなくなったという問題に直面することがあります。この記事では、無線LANと有線LANを併用して、テレビとルーターを有線で繋ぎながら、Wi-Fi接続も使用するための設定方法を解説します。
無線LANと有線LANを併用するための基本的な設定
無線LANと有線LANを同時に使いたい場合、無線ルーターの設定が重要になります。基本的には、無線LANが正常に機能していても、有線LANが使えない状態はルーターの設定が不完全な場合がほとんどです。
まずは、無線ルーターを子機モードにする設定を確認しますが、それだけでは解決できない場合があります。そのため、以下のポイントを確認してみましょう。
無線ルーターをブリッジモードに設定する
無線ルーターを子機モードにしても改善されない場合、ブリッジモードやアクセスポイントモードに切り替えることをお勧めします。この設定を行うことで、有線LANポートを使えるようになります。
ブリッジモードとは、無線ルーターが他のルーターと接続され、アクセスポイントとして機能するモードです。これにより、Wi-Fi接続と有線LAN接続の両方が同時に使用できるようになります。
設定手順:無線ルーターのブリッジモードに切り替える方法
以下の手順で、無線ルーターをブリッジモードに設定できます。
- 無線ルーターの設定画面にアクセスする。
- 「ネットワーク設定」もしくは「ルーターモード」の項目を探し、ブリッジモードに変更する。
- ブリッジモードに切り替えた後、無線LANと有線LANポートが同時に動作することを確認する。
これにより、テレビや他の有線機器をルーターに接続しつつ、無線LANを使用できるようになります。
無線LANと有線LANが同時に使用できる場合の接続例
無線LANと有線LANを併用する場合、実際の接続方法を確認しておきましょう。例えば、テレビを有線で接続する場合、無線ルーターのLANポートにテレビを接続するだけです。
また、PCやスマートフォンなどのWi-Fi接続機器は、無線で問題なく接続できます。このように、Wi-Fi接続と有線接続をそれぞれ別々に活用できるのが、ブリッジモードの利点です。
ルーターやモデムの設定で確認すべき点
無線LANと有線LANを併用する際には、ルーターやモデムの設定も重要です。特に、モデムのLANポートに接続されている機器がある場合、その接続方法に問題がないかを確認します。
例えば、モデムのLANポートが「ルーターモード」ではなく「ブリッジモード」になっている場合、有線接続に支障が出ることがあります。この場合、モデムの設定画面で適切なモードを選択してください。
まとめ
無線LANと有線LANを同時に使用するためには、無線ルーターのブリッジモード設定が効果的です。ブリッジモードに切り替えることで、有線LANポートを正常に使いながらWi-Fi接続も行うことができます。これにより、テレビやPCを有線で繋ぎつつ、スマートフォンなどをWi-Fi接続することができます。接続設定を確認して、快適なネット環境を整えましょう。
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