Googleのメッセージアプリを利用していると、電話履歴から連絡先を登録する際に、自分のGoogleアカウントの名前やアイコンが相手に見えるのか気になる方も多いでしょう。本記事では、Googleメッセージの仕組みや、相手に表示される情報について解説します。
Googleメッセージとは?
Googleメッセージは、Androidデバイス向けの公式SMS/MMS/RCSアプリで、SMS(ショートメッセージ)やRCS(リッチコミュニケーションサービス)を利用したメッセージのやり取りができます。
RCS機能を利用すると、Wi-Fiやモバイルデータ通信を使った高品質なメッセージのやり取りが可能になり、既読通知や高解像度の写真・動画の送信など、一般的なチャットアプリのような使い方ができます。
連絡先を登録すると相手に情報は見えるのか?
結論から言うと、Googleメッセージで連絡先を登録するだけでは、相手に自分のGoogleアカウントの名前やアイコンが表示されることはありません。
しかし、RCS機能を利用してメッセージを送る場合、以下の条件によって相手に一部の情報が表示されることがあります。
1. RCS機能が有効である場合
Googleメッセージでは、RCS機能が有効になっている場合、相手のGoogleアカウントと紐付けられた名前やアイコンが表示される可能性があります。これは、RCSを使ったメッセージが従来のSMSとは異なり、インターネット通信を介してやり取りされるためです。
2. Googleアカウントの情報公開設定
Googleの連絡先サービスでは、Googleアカウントのプライバシー設定により、相手があなたの情報を確認できることがあります。設定によっては、RCSメッセージを送信した際に、相手にあなたの名前やプロフィール画像が表示されることがあります。
相手に情報を表示させない方法
もし自分のGoogleアカウント情報が相手に表示されるのを避けたい場合、以下の対策を取ることができます。
1. RCSを無効にする
RCS機能を無効にすると、Googleメッセージは従来のSMS/MMSのみを使用するようになり、Googleアカウントの情報が相手に表示されることはなくなります。
設定方法。
- Googleメッセージアプリを開く
- 右上の「︙」メニューをタップし、「設定」を開く
- 「チャット機能」を選択
- 「チャット機能を有効にする」をオフにする
2. Googleアカウントのプライバシー設定を見直す
Googleアカウントの「名前」「プロフィール画像」が他人に表示されるのを制限するには、以下の手順で設定を確認・変更できます。
設定方法。
- Googleアカウント管理ページにアクセス
- 「個人情報」を選択
- 「名前」や「プロフィール写真」の公開範囲を「非公開」に変更
まとめ
Googleメッセージで電話履歴から連絡先を登録するだけでは、相手に自分のGoogleアカウントの名前やアイコンは表示されません。しかし、RCS機能が有効である場合や、Googleアカウントの設定によっては、メッセージを送った際に相手に情報が表示されることがあります。
もしプライバシーを守りたい場合は、RCS機能を無効にするか、Googleアカウントの公開設定を見直すことをおすすめします。
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