Amazonで商品を購入し、配送時の傷や不具合などの理由で返品するケースは珍しくありません。その際、クレジットカードで支払った代金をAmazonギフトカード残高で返金される場合、クレジットカードの引き落としはどうなるのでしょうか?
今回は、Amazonの返品・返金の仕組みについて詳しく解説し、クレジットカードで購入した商品を返品する際に注意すべきポイントを紹介します。
Amazonの返品・返金の基本ルール
Amazonでは、商品が届いてから30日以内であれば、ほとんどの商品を返品することができます(Amazonマーケットプレイスの出品者による商品は異なる場合があります)。
返品できる主なケース
- 商品が破損していた、または傷があった
- 注文した商品と異なるものが届いた
- サイズや仕様が合わなかった
- 未開封の状態で不要になった
返品が受理されると、返金方法を選択することができます。ここで、クレジットカード決済した商品をAmazonギフトカード残高で返金するケースが発生します。
クレジットカード払いの商品をギフトカード残高で返金した場合
クレジットカードで購入した商品を返品し、返金先として「Amazonギフトカード残高」を選択した場合、クレジットカードの請求はそのまま発生します。
クレジットカードの引き落としの流れ
例えば、以下のようなケースを考えます。
購入時の支払い | 返品時の返金方法 | クレジットカードへの影響 |
---|---|---|
クレジットカード払い(10,000円) | Amazonギフトカード残高で返金 | クレジットカードの請求はそのまま |
この場合、クレジットカードの支払いはキャンセルされず、指定の返金方法(Amazonギフトカード残高)で戻ってくるため、翌月以降のAmazonでの買い物にその金額を使用することになります。
クレジットカードに返金してもらう方法
クレジットカードへの返金を希望する場合は、返金方法の選択画面で「元の支払い方法に戻す(クレジットカードへの返金)」を選びましょう。そうすれば、カード会社側で返金処理が行われ、引き落としがキャンセルされる、または引き落とし後であれば翌月の明細で差し引かれます。
クレジットカードへの返金の流れ
- Amazonの「注文履歴」から返品を申請
- 返金方法として「クレジットカードへの返金」を選択
- 返品商品がAmazonに到着し、返金処理が行われる
- クレジットカード会社による返金処理(通常5〜10営業日)
クレジットカードの締め日を過ぎている場合、翌月の明細に返金が反映されることがあるので、カード会社の明細を確認しましょう。
Amazonギフトカード残高での返金を選ぶメリット・デメリット
Amazonギフトカード残高での返金を選択する場合のメリットとデメリットを比較してみましょう。
メリット
- クレジットカードの返金よりも処理が早い(通常24時間以内に反映)
- Amazonで頻繁に買い物をするなら、すぐに使える
デメリット
- クレジットカードの支払いはそのまま発生する
- ギフトカード残高はAmazon以外では使えない
まとめ:クレジットカード払いなら返金方法に注意!
Amazonでクレジットカード払いした商品を返品し、Amazonギフトカード残高で返金を選択すると、クレジットカードの請求はキャンセルされません。そのため、クレジットカードの請求をなくしたい場合は、「クレジットカードへの返金」を選ぶことが重要です。
Amazonでの買い物が多い人は、ギフトカード残高での返金を選ぶことで、次回以降の買い物にスムーズに利用できます。一方、クレジットカードの引き落としをキャンセルしたい場合は、適切な返金方法を選択しましょう。
返品時の返金方法を正しく選び、スムーズなショッピングを楽しんでください!
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