Instagramのアカウントが乗っ取られた場合、迅速な対応が必要です。特に、ログインができず、認証コードが届かない場合は、公式のサポートを利用してアカウントの復旧や削除を行うことが求められます。本記事では、アカウントを取り戻す方法と、復旧が難しい場合に削除する方法について解説します。
Instagramアカウントが乗っ取られた時の確認事項
まず、以下のポイントを確認しましょう。
- 登録しているメールアドレスや電話番号が変更されていないか(乗っ取り犯が情報を変更している可能性がある)。
- Instagramから「アカウント情報が変更されました」というメールが届いていないか(このメールからアカウントを取り戻せる場合がある)。
- ログイン試行時にパスワードリセットが可能か(試せる場合は、新しいパスワードを設定)。
ログインできない場合のアカウント復旧方法
ログインできない場合、Instagramの公式サポートを利用してアカウントを取り戻す方法を試しましょう。
1. Instagramの「アカウントがハッキングされた」ヘルプページを利用
Instagramでは、乗っ取りに遭ったアカウントを復旧するための専用ヘルプページがあります。
Instagram公式ヘルプ(アカウントの不正アクセス報告)
ここから「アカウントがハッキングされた場合」を選択し、指示に従って手続きを進めてください。
2. 本人確認を行う
Instagramのサポートに連絡すると、以下の方法で本人確認を求められることがあります。
- メールアドレスまたは電話番号を使った確認(変更されていない場合)。
- 過去にInstagramへ投稿した写真付きセルフィーの提出(特に有名人・企業アカウントなどの場合に要求されることが多い)。
3. 別のデバイスやネットワークから試す
スマホやPCのキャッシュやCookieの影響で、認証コードが届かない場合があります。以下を試してみてください。
- 別のデバイス(PCや別のスマホ)からログインを試みる。
- Wi-Fiとモバイルデータを切り替えてログインする。
- ブラウザのキャッシュをクリアして、シークレットモードで試す。
アカウントを削除する方法
アカウントを復旧できない場合は、削除手続きを進める必要があります。
1. Instagramのアカウント削除ページにアクセス
Instagramアカウント削除ページ にアクセスし、ログインが可能であれば削除手続きを行います。
2. ログインできない場合の削除依頼
ログインできない場合は、Instagramのサポートに問い合わせて削除依頼をする必要があります。
- Instagram公式ヘルプ から「アカウントがハッキングされた」項目を選択。
- 「アカウントを削除したい」を選択し、問い合わせフォームを送信。
Instagramは、アカウントの不正使用が疑われる場合、一定期間後に自動でアカウントを凍結・削除する可能性があります。
今後の対策:乗っ取りを防ぐために
今後、同様の被害に遭わないために、以下の対策を講じましょう。
1. 二段階認証を設定する
Instagramの「設定」>「セキュリティ」>「二段階認証」から、SMSまたは認証アプリを使用した二段階認証を有効化しましょう。
2. 使用していない端末のログアウト
「設定」>「セキュリティ」>「ログインアクティビティ」から、見覚えのない端末はログアウトしておきましょう。
3. 強力なパスワードを設定する
「123456」や「password」などの簡単なパスワードは避け、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた強力なパスワードを設定しましょう。
まとめ
Instagramのアカウントが乗っ取られた場合は、迅速に公式サポートに報告し、アカウントの復旧または削除を進めることが重要です。
アカウントを復旧するには、ヘルプページから報告、本人確認、デバイスの変更を試すなどの方法があります。
削除する場合は、ログイン可能なら削除ページから、できない場合はサポートへ問い合わせを行いましょう。
今後の乗っ取りを防ぐために、二段階認証の設定、不要な端末のログアウト、強力なパスワードの設定を徹底することをおすすめします。
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