OneDriveに格納したExcelファイルを、以前はスマホからリンクを選択して編集できていたが、最近になってExcelアプリのインストールを促されるようになった、という問題に直面している方も多いでしょう。この記事では、この問題の原因と、再びスマホでExcelファイルを編集できるようにする方法について解説します。
問題の背景と現象
以前、OneDriveに保存されたExcelファイルを「編集可」で共有設定して、スマホからそのリンクを開くと、ブラウザでそのまま編集できていたはずです。しかし、最近になってスマホでリンクを開くと、Excelアプリをインストールするように促される画面が表示されるようになったとのことです。この現象が発生した原因は、主にMicrosoft 365やExcelアプリのバージョンアップに関係しています。
一部のユーザーは、ExcelやOneDriveのアプリがバージョンアップされることで、これまでのWeb版での編集機能が利用できなくなったり、デフォルトでアプリのインストールを要求されるようになった場合があります。
ExcelのWeb版とアプリ版の違い
Excelファイルをオンラインで編集する方法には、ブラウザ版(Web版)と、Excelアプリを使って編集する方法の2つがあります。Web版では、ブラウザを通じて編集できるため、アプリをインストールしなくてもファイルを直接編集できるメリットがあります。
しかし、Microsoftが新たに推奨しているのは、Excelアプリを使用した編集です。これにより、OneDriveやOfficeアプリと連携する機能が強化され、よりスムーズに作業が進むようになっています。そのため、アプリをインストールしていないユーザーには、アプリのインストールを促すポップアップが表示されることがあります。
解決策:Web版での編集を再開する方法
スマホでExcelアプリをインストールせずにWeb版でExcelファイルを編集したい場合、いくつかの設定や方法を確認する必要があります。
まず、OneDriveに格納されたExcelファイルを「編集可」で共有設定していることを確認しましょう。次に、リンクをクリックした際にExcelアプリが開かないように、ブラウザで直接開く設定を行う必要があります。これを行うためには、リンクを開く際に「ブラウザで開く」オプションを選択することが必要です。
ブラウザ版でのアクセスができない場合の対処法
もし、スマホのブラウザからOneDriveのExcelファイルを開こうとしても編集ができない場合、いくつかの可能性があります。まず、ブラウザが古いバージョンでないかを確認し、最新の状態にアップデートしてください。また、ブラウザの設定で、ポップアップブロックやJavaScriptが無効になっていないかを確認しましょう。
さらに、OneDriveやExcelのアプリをアンインストールして再インストールすることで、問題が解決する場合もあります。この方法で、アプリが再度適切に設定されることがあります。
まとめ
OneDriveに保存したExcelファイルをスマホから編集する際、Excelアプリがインストールされていないと編集できない問題が発生することがあります。しかし、ブラウザ版で直接編集を行いたい場合、ブラウザの設定やOneDriveの共有設定を確認し、アプリではなくWeb版で編集できるように設定を変更することで、再びアプリなしで編集可能となります。
もしこれでも解決しない場合は、Excelアプリをインストールして、アプリ版での編集を利用することを検討しましょう。
コメント