OneDriveを使用して外部ユーザーとファイルを共有する際、特に外部会社のメールアドレスを指定している場合、アクセスに関する問題が発生することがあります。この記事では、OneDriveの共有設定方法と、複数のユーザーが同時にファイルにアクセスできない問題について詳しく解説します。
OneDriveで外部ユーザーとファイルを共有する方法
OneDriveで外部ユーザーとファイルを共有する場合、基本的には以下の手順を行います。
- 「共有設定」画面で「選択したユーザー」を選び、外部のメールアドレスを入力
- 共有URLを作成し、外部ユーザーに送信
この手順で外部ユーザーに対してファイルのアクセス権限を与えることができます。ただし、問題が発生する場合もあります。
外部ユーザーが同時にアクセスできない問題
外部ユーザーが同じメールアドレスを共有している場合、複数のユーザーが同時にファイルにアクセスしようとすると、「権限がありません」といったエラーメッセージが表示されることがあります。この問題は、Microsoft 365のセキュリティ設定や、認証コードの発行の問題に関連している可能性があります。
OneDriveは、通常、共有されたリンクにアクセスするためにユーザーごとに認証コードを要求します。しかし、同じメールアドレスを複数人で使用している場合、認証コードが共有され、アクセスの競合が生じることがあります。
問題解決方法
この問題を解決するために、以下の方法を試してみてください。
- 外部ユーザーごとに個別のメールアドレスを使用する
- 「共有設定」で、リンクを「組織内のユーザーのみ」に制限せず、パスワードを設定して共有する
- OneDriveの「アクセスの許可」を変更して、個別に認証コードを送信する設定にする
これらの対策を取ることで、複数のユーザーが同時にアクセスできない問題が解決する可能性があります。
まとめ
OneDriveで外部ユーザーとファイルを共有する際、共有リンクの設定や認証コードに関する設定が重要です。特に複数の外部ユーザーが同じメールアドレスを使用している場合、アクセスの競合が発生することがあります。個別のメールアドレスを使用するなどの対策を取ることで、この問題を解決できます。

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