Microsoft Formsを使用して講義の満足度アンケートを実施する際、結果が講師のみで確認できるように設定する方法について解説します。特に、30名程度のクラスで結果を講師専用にするための設定方法や、個人情報保護の観点からのポイントについても触れていきます。
1. Microsoft Formsでアンケートを作成する
まず、Microsoft Formsを使用してアンケートを作成する必要があります。Formsは、非常に直感的にフォームやアンケートを作成できるツールです。フォームの作成は、Microsoftアカウントにログイン後、Formsのホームページにアクセスし、「新しいフォーム」をクリックして開始します。
質問内容や選択肢を設定し、アンケートが完成したら、次に結果の閲覧設定を行います。
2. アンケート結果を講師のみが確認できる設定
Microsoft Formsでは、アンケート結果を誰が見ることができるかを制限する設定が可能です。アンケートの「設定」画面に進み、結果の表示オプションを「アンケート作成者のみ表示」に設定することで、講師だけが結果を確認できるようにできます。
具体的には、次の手順を行います。
- フォーム作成後、「設定」をクリック
- 「誰が結果を表示できるか」オプションを「フォーム作成者のみ」に設定
- この設定を行うことで、アンケート回答者や他のユーザーが結果を見れなくなります。
3. 回答結果のエクスポートと保護
アンケート結果を講師が確認するだけでなく、エクスポートして保存することも可能です。Excel形式で結果をエクスポートすることで、後で分析や集計を行うことができます。エクスポート時にも個人情報が含まれないように、匿名で回答できるように設問設定を工夫しましょう。
もし結果を他の関係者に共有する必要がある場合は、共有設定を変更し、閲覧制限を設定することができます。これにより、情報漏洩のリスクを減らすことができます。
4. 詳細な結果分析とフィードバック
アンケート結果を確認した後、詳細なフィードバックを提供することができます。Microsoft Formsには、集計結果を視覚的に表示するオプションがあり、グラフやチャートを使用して結果を分析することが可能です。これにより、講義の改善点を把握しやすくなります。
また、回答者に個別にフィードバックを送ることもできます。特に学生からの意見を参考にし、次回の授業に活かすことができるため、このフィードバックのプロセスは重要です。
5. まとめ
Microsoft Formsを使って講義の満足度アンケートを実施する際、結果を講師のみが確認できる設定を行うことができます。設定で結果の表示を制限し、アンケートの回答結果をエクスポートして保存することで、より効果的に授業の改善に繋げることができます。
このような設定を活用することで、アンケート結果のプライバシーを守りつつ、有益なフィードバックを得ることができるため、次回以降の授業に役立てることができます。
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