メルカリを長く使っていると、過去に売れた商品一覧を整理したくなるものです。しかし「以前は消せたのに今は削除できない」という声も多く、仕様の変化に戸惑うユーザーが増えています。この記事では、メルカリの“売却済み商品の削除”に関する最新仕様と、実際の整理方法を詳しく説明します。
メルカリの売却済み商品は現在削除できる?
メルカリでは、過去に販売した商品の情報はアカウント管理上重要なデータのため、完全な削除は基本的にできない仕様になっています。これは、取引履歴を明確に残し、トラブル防止や本人確認の一環として必要とされているためです。
数年前は一部の画面で「非公開にできる」「アーカイブできる」などの方法が共有されていましたが、現在は仕様が統一され、過去商品を消すことはできません。
売却済み商品が削除できない理由
メルカリが売却済み商品を削除不可にしている背景には、安全性の確保があります。取引トラブルが発生した場合、事務局が正確な情報を参照できる必要があるため、履歴の削除はできない仕組みになっています。
特に、配送・評価・ユーザー間でのやり取りなどは、信頼性の担保に不可欠であり、売却後のデータ保持はプラットフォーム側の重要な運用ルールとされています。
削除はできないが「整理」する方法はある
完全削除はできませんが、画面をすっきり見やすくする方法はいくつか存在します。例えば、売却済み商品は「売却済みタブ」に自動分類されるため、出品中の商品とは自然に整理されます。また、検索フィルターを活用すれば、出品中の商品だけを表示させることができます。
実例として、「販売中のみ表示」設定を使うと、過去の商品一覧が画面から消えるため、実質的に整理された状態にできます。視認性を高めるだけなら十分な方法です。
「他の人は消せている」というケースの正体
インターネット上で「昔は消せた」「他の人は削除できている」という情報を見かけることがあります。しかしこれは、旧仕様時代のスクリーンショットや、外部アプリ・非公式情報による誤解であるケースがほとんどです。
現在の公式仕様では、売却済み商品の“削除”はユーザー側で行うことはできません。メルカリのヘルプにも同様のルールが明確に記載されているため、正しい情報として押さえておく必要があります。
過去の商品が気になるときの対処策
どうしても画面上に履歴を残したくない場合は、アプリをアップデートしたうえで「表示の絞り込み」を使う方法が最も安全です。また、必要であれば別アカウントを利用する、古い商品のデータだけ個人的に保存しておくなどの工夫もできます。
ただし、同一人物の複数アカウントはメルカリ規約に抵触する可能性があるため、利用目的には注意が必要です。[参照]メルカリ公式ヘルプ
まとめ
メルカリでは現在、過去に売れた商品の完全削除はできない仕様となっています。これは安全性・トラブル防止の観点から必要な仕組みであり、ユーザー側で操作できるのは“表示の整理”までです。画面を見やすくしたい場合はフィルターや検索機能を活用し、上手に管理していきましょう。


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