個人サイトや創作系サイトを運営していると、PHPファイルをアップロードした際にChromeで「このページは動作していません」と表示されるケースがあります。このエラーはブラウザの問題ではなく、ほぼ確実にサーバー側のPHP処理エラーが原因です。HTMLテンプレートをPHPに変換している場合でも、わずかな記述ミスや環境差で発生することがあります。
「このページは動作していません」の正体
この表示はChrome独自のエラーメッセージで、実際の中身はHTTP 500エラー(Internal Server Error)であるケースがほとんどです。
つまり、ブラウザが壊れているのではなく、サーバー上でPHPが正常に実行できず処理が停止している状態を示しています。
よくある原因パターン
PHPファイルで特定ページだけエラーになる場合、原因は非常に限定されます。
・PHP構文エラー(セミコロン忘れ・括弧ミス)
・全角スペースや全角記号の混入
・UTF-8 BOM付き保存
・include / require パスミス
・サーバー側PHPバージョン非対応構文
同じテンプレート構造でも、1文字のミスでエラーになります。
実例でよくあるミス
例えば、以下のようなケースは非常に多いです。
・<?php の書き忘れ
・?> の閉じ忘れ
・文字コード変換時に見えない制御文字が混入
・テンプレート内に PHPタグがHTMLコメントに埋もれている
・コピー時に全角「;」になっている
初心者でもできる確認手順
知識がなくても確認できる実践手順です。
① 他の正常に動くPHPファイルと差分比較
② PHPコード部分だけ一度すべてコメントアウトして表示確認
③ エラーが出ない最小構成に戻して再構築
④ FTP転送モードをバイナリ転送に変更
⑤ ファイル保存形式をUTF-8(BOMなし)に変更
サーバー側エラーログの確認
レンタルサーバーには必ずエラーログ機能があります。
管理画面から「エラーログ」「error_log」「ログ管理」などを確認すると、具体的なエラー内容が表示されます。
例:Parse error: syntax error, unexpected…
これが表示されれば、原因箇所が特定できます。
環境差によるエラー
他のPHPファイルが動くのに特定ページだけ動かない場合、サーバーのPHPバージョン差も原因になります。
テンプレート配布元のコードが新しいPHP仕様の場合、古いサーバー環境だとエラーになることがあります。
初心者向け安全な対処方法
知識がない場合でも確実に解決しやすい方法です。
・動くPHPファイルをコピーして、問題ファイルと置き換える
・PHP処理部分を1行ずつ戻して検証
・テンプレ配布元のサンプル構成と完全一致させる
・レンタルサーバーサポートへエラーログを添えて問い合わせ
まとめ
Chromeの「このページは動作していません」はブラウザの問題ではなく、ほぼ100%サーバー側PHPエラーです。
特定ファイルのみ発生する場合、原因は構文ミス・文字コード・環境差に集中します。
エラーログ確認+UTF-8(BOMなし)保存+差分比較が最短解決ルートです。
知識がなくてもログ確認と段階復元で、安全に原因特定が可能です。


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