Becky! ver2で未読メールを大量受信した際に発生する「SetEndOfFile error. [errorcode:380]」は、ソフトウェア不具合というよりも、メールボックスファイルの肥大化・破損・ディスク書き込みエラーが原因で起こる典型的なストレージ系エラーです。OKを押さないと受信できない状態は、内部ファイル処理が限界に達しているサインでもあります。
SetEndOfFile error.380の本質的な意味
このエラーは、Becky!がメールデータを書き込む際に、Windows側のファイル操作API(SetEndOfFile)が正常に処理できなかったことを意味します。
つまりソフトの不具合ではなく、保存先ファイル構造の問題が本質です。
大量未読メール受信で起きやすい理由
2週間分などの大量メール受信では、1フォルダ内のメールデータファイル(.bmf/.mai等)が急激に肥大化します。
その結果、ファイルサイズ制限・断片化・破損・ディスク容量不足・ファイルロックが発生し、書き込みエラーとなります。
よくある直接原因
・メールフォルダファイルの肥大化
・メールインデックス破損
・ディスク空き容量不足
・ファイルシステムエラー
・Becky!内部DB破損
実務的に効果が高い改善策
根本的な改善には以下の構造的対処が有効です。
① 受信フォルダを分割(サブフォルダ作成)
② 古いメールを別フォルダへ移動
③ Becky!のフォルダ再構築(インデックス再生成)
④ メールフォルダのバックアップ→再作成
⑤ ディスク空き容量確保
⑥ ディスクエラーチェック(chkdsk)
実例ベースの解消パターン
現場では、メールフォルダの分割+再構築だけで解消するケースが非常に多く見られます。
例:受信トレイに1万通以上溜まっている場合、年別・月別フォルダに移動させるだけでエラーが消失することがあります。
OKを押さないと受信できない状態の意味
これはBecky!が書き込み失敗を検知して処理停止している安全機構です。
無理に続行するとデータ破損が拡大する可能性があるため、構造修復が必要な状態といえます。
再発防止の運用ルール
・受信トレイに大量保存しない
・定期的なフォルダ整理
・バックアップ運用
・フォルダサイズ肥大化防止
まとめ
「SetEndOfFile error. [errorcode:380]」はBecky! ver2のバグではなく、大量メールによるファイル構造破綻エラーです。
フォルダ分割・再構築・整理運用により根本解消が可能であり、再インストールでは解決しないケースが大半です。
構造的なデータ管理に切り替えることで、安定運用が可能になります。


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