Outlookで不審メールが削除できず受信停止する原因と安全な復旧手順まとめ

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OutlookとESETを併用している環境で、不審なメールが受信トレイに入り、削除や移動ができなくなったうえに新しいメールも届かなくなるというトラブルは珍しくありません。本記事では、データ消失を避けながら元の状態へ戻すための考え方と具体的な対処の流れを整理します。

Outlookで操作不能なメールが発生する典型的な原因

この症状は、迷惑メールフィルタの問題というより、Outlookのデータファイル(.pstまたは.ost)の破損が原因であるケースが多く見られます。特に不正な形式のメールや破損した添付ファイルを受信した際に、受信トレイの整合性が崩れることがあります。

また、ESETなどのセキュリティソフトが受信途中のメールをフックした結果、Outlook側のインデックスが正常に更新されず、削除や移動がブロックされることもあります。

削除できないメールが原因で受信が止まる仕組み

Outlookは受信トレイ内のエラーを検知すると、それ以上のメール受信処理を停止する場合があります。これにより「問題のある1通」を起点として、その後のメールが一切受信されなくなる状態が発生します。

この状態では、表面上はメールサーバーやアカウント設定に異常がないため、原因の特定が難しくなりがちです。

再インストール前に必ず試したい安全な復旧手順

Outlookを再インストールする前に、まずは標準搭載されている受信トレイ修復ツール(scanpst.exe)を使ってデータファイルを修復する方法が推奨されます。これにより、過去の受信・送信データを保持したままエラーを修正できる可能性があります。

また、Outlookをセーフモードで起動し、アドインを無効化した状態で問題のメールが操作できるか確認するのも有効です。ESETのメール保護機能を一時的に停止して検証するケースもあります。

.pstファイルが開けない・実行できないと表示される理由

.pstファイル自体は実行ファイルではないため、「このアプリはお使いのPCでは実行できない」という表示は、誤ってダブルクリックで直接開こうとした場合に出る典型的なメッセージです。

.pstはOutlook内から「データファイルを開く」操作で読み込む必要があります。正しい手順を踏めば、過去データを失わずに新しいプロファイルへ移行することも可能です。

どうしても復旧しない場合の現実的な選択肢

上記の方法でも改善しない場合、Outlookの新規プロファイル作成と、既存.pstの再関連付けが有効です。この手法では、破損した設定情報のみを切り離し、メールデータ自体は維持できます。

最終手段としては、専門のOutlook修復ツールや、メールデータ復旧を扱う業者への相談も検討対象になりますが、その前に標準機能での復旧を十分に試すことが重要です。

まとめ

不審メールが削除できずOutlook全体が停止する問題は、データファイル破損が原因であるケースが大半です。再インストールを急ぐのではなく、修復ツールやプロファイル再作成など段階的な対処を行うことで、過去のメールを守りながら復旧できる可能性があります。落ち着いて順を追って対応することが、最も安全な解決策です。

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