新しくNTTのルーターが届いてWi‑Fi設定をしたのに「インターネット未接続」と表示されてしまうと不安になりますよね。本記事では、Wi‑Fiはつながっているのにインターネットに接続できないときによくある原因と、順番に確認・解決できる手順をわかりやすく解説します。
まずは基本の確認:配線と電源
インターネットに接続できない原因の代表的なひとつが、配線や電源の不具合です。ONU(光回線終端装置)とルーターのケーブル接続が正しくないと、Wi‑Fiにはつながってもインターネットにはアクセスできません。[参照]
例えば、ONUから来ているLANケーブルはルーターのWAN(インターネット)ポートにしっかり差し込まれているか、LANケーブルが断線していないかを確認しましょう。[参照]
機器の再起動で解消できる場合
多くの場合、ONUやルーターを再起動するだけで改善することがあります。これは機器の内部状態や通信の一時的な不具合をリセットする効果があるためです。[参照]
手順としては、ルーターとONUの電源をいったん切り、10~30秒待ってから再度電源を入れ直します。電源プラグを抜いてからコンセントに差し直すのが確実です。[参照]
SSID・パスワードとWi‑Fi接続の確認
Wi‑Fiの設定は正しくても、実際のSSIDやパスワードが間違っているとインターネットに繋がりません。SSID名やパスワードをもう一度確認して、正しいネットワークに接続されているかチェックしましょう。[参照]
また、スマホやPCでWi‑Fi接続設定を一度削除し、再度SSIDとパスワードを入力して接続することで改善する場合もあります。[参照]
ONUやプロバイダの状態を確認する
ONUのランプ表示を確認して、光回線や認証の状態が正常かどうかチェックしてみましょう。認証ランプやインターネットランプが正常に点灯していない場合は、回線側の設定や回線自体に問題がある可能性もあります。[参照]
また、プロバイダ側でメンテナンス中や障害が発生している場合はインターネット接続ができないことがありますので、契約しているインターネットサービスの障害情報ページも確認してみましょう。[参照]
他の端末・有線接続で原因を切り分ける
スマホだけで接続できない場合は、別の端末(PCやタブレット)でも試してみると原因が判別しやすくなります。[参照]
さらに、ルーターのLANポートから有線でパソコンに接続してインターネットにアクセスできるか試すことで、Wi‑Fiではなくルーターや回線側の問題かどうかを判断できます。[参照]
どうしてもつながらないときのサポート窓口
上記の対策を行ってもインターネットに接続できない場合、ルーターやONUの初期設定が必要だったり、回線側に問題がある可能性があります。その場合は設置時の書類やプロバイダのサポート窓口に問い合わせるのが確実です。[参照]
NTT回線を利用している場合、NTT東日本/西日本のサポートセンターに連絡すると、専門の技術者から具体的な設定や接続状況の診断を受けられます。[参照]
まとめ
Wi‑Fiが表示されてもインターネット未接続になる原因は、配線や電源、SSID/パスワード、機器の状態や回線側の問題など様々です。まずは配線と電源を確認し、ONUとルーターを再起動することを試してみましょう。それでも解消しない場合はランプ状態や別の端末で接続を確認し、最終的にはサポート窓口に相談するのが安心です。


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