Facebookでイベントを探していると、自分が住んでいる地域とは全く違う“遠くの地域のイベント”が表示されることがあります。本記事では、その仕組みと、できるだけ「自分の住んでいる地域(または希望エリア)」のイベントだけが出るよう、試せる設定や使い方を解説します。
なぜ“他地域のイベント”が表示されるのか — Facebookの仕組み
Facebookでは、イベントの検索・おすすめ表示は必ずしも「現在地」や「プロフィールの居住地」を厳密に使ってフィルタリングされているわけではありません。つまり、たとえば過去に検索した地域や興味関心、閲覧履歴などから、別地域のイベントが提案されることがあります。
[参照]
実際、あるユーザーは「住んでいる地域とは違う地区のイベントがずっと出る」と報告しており、この現象が少なからず起きています。([参照])
Facebookで地域フィルターを使ってイベント検索を絞る手順
以下は、スマホ・PCいずれでも使える、イベント検索を地域でしぼるための基本ステップです。
- Facebook → 「イベント(Events)」セクションを開く。([参照])
- 検索バーまたは「フィルター」機能を使って、開催地域や都市名を手動で指定する。
- 可能であれば、位置情報の使用をオンにして、現在地周辺のイベントを優先表示させる。
たとえば「千葉に住んでいるなら “Chiba, Japan” や最寄り都市の名前」を入力して検索すると、近隣イベントに絞りやすくなります。
過去のチェックイン・居住地情報を見直すことで精度アップも可能
Facebookアルゴリズムは、プロフィールの居住地や過去のチェックイン情報、友だちの投稿などをもとに興味を判断することがあります。これらが遠方地域の情報ばかりだと、“遠くのイベント”が表示されやすくなります。
そのため、もし古いチェックインや遠方でのタグ付けが多い場合は、それらを整理・削除することで、より現在の地域に即したイベント情報が出やすくなります。
それでも遠方イベントが出る場合の対策と注意点
Facebookの仕様変更や、ユーザーごとのアルゴリズムの違いによって、地域フィルターだけでは完全に希望エリアに絞れない場合があります。
そのようなときは、検索条件に都市名を入れるのを習慣にしたり、イベントを探す前に位置情報や地域設定を改めて確認するのが現実的な対応策です。
まとめ
Facebookで自分の住んでいる地域とは違う地域のイベントが表示されるのは、必ずしもバグではなく、アルゴリズムや検索履歴・過去の活動情報に起因する設計です。
できるだけ自分の地域のイベントだけを見たいなら、検索時に地域を指定したり、過去のチェックイン・居住地情報を整理したり、位置情報を有効にするなどの地道な対策が効果的です。
このような対策で、より実用的で自分の生活圏に合ったイベント情報を得やすくなるでしょう。


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