iCloudのストレージ容量がいっぱいになってしまうことはよくある問題です。特に、200GBを超えてしまうと、容量が不足しがちです。しかし、iCloudの容量をアップグレードせずに、外付けSSDを使用してデータを保存する方法があります。この記事では、外付けSSDにデータを移行し、その後iCloudのデータを効率的に管理する方法について解説します。
外付けSSDの選び方
外付けSSDを選ぶ際には、容量、速度、互換性などを考慮することが重要です。iCloudのデータ移行を円滑に行うためには、転送速度の速いSSDを選ぶと良いでしょう。また、MacやWindowsなどのデバイスと互換性のあるSSDを選びましょう。
1. SSDの容量を確認
データを外付けSSDに移行する前に、移行するデータ量を確認しましょう。外付けSSDの容量は、保存する予定のデータ量を十分にカバーできるサイズにしてください。
2. 高速な転送速度を確保
SSDの転送速度が遅いと、大量のデータ移行が非常に時間がかかります。転送速度がUSB 3.0以上の規格に対応しているものを選ぶと快適にデータ移行が行えます。
外付けSSDへのデータ移行方法
iCloudから外付けSSDへのデータ移行は簡単に行えます。Macを使っている場合は、「Finder」を使って、iCloudから外付けSSDにファイルをドラッグ&ドロップで移動できます。
1. iCloudからデータをダウンロード
まず、iCloudに保存されているデータをMacにダウンロードします。iCloudドライブ内のファイルを確認し、外付けSSDに移したいデータを選んでください。
2. 外付けSSDにデータを移行
次に、選んだデータを外付けSSDにコピーします。外付けSSDをMacに接続し、ダウンロードしたファイルをSSD内の適切なフォルダに移動しましょう。
iCloudに保存せず外付けSSDにデータを保存する設定方法
外付けSSDを使用してデータを保存するためには、iCloudに自動でアップロードされないように設定を変更する必要があります。
1. iCloud Driveの設定を変更
Macの場合、システム環境設定からiCloudを選択し、iCloud Driveのオプションを開きます。その中で、デスクトップと書類フォルダをiCloudに保存する設定が有効になっている場合、これをオフにします。これで、今後はデータが自動的にiCloudにアップロードされません。
2. 外付けSSDに直接保存
設定が完了したら、今後のファイルは外付けSSDに直接保存します。ファイル保存時に保存先として外付けSSDを選択することで、iCloudを介さずにデータを保存できます。
外付けSSDをバックアップとして活用する
外付けSSDを使用して、データをiCloudの容量を節約しつつ、重要なファイルをバックアップする方法もあります。バックアップは定期的に行い、データを守ることが大切です。
1. Time Machineでバックアップを作成
Macでは、「Time Machine」を使用して外付けSSDにバックアップを取ることができます。定期的にバックアップを取ることで、万が一のデータ損失に備えることができます。
2. 手動でファイルをバックアップ
また、重要なファイルを手動で外付けSSDにコピーしておくことも良い方法です。これにより、万が一のトラブルに備えられます。
まとめ
iCloudの容量をアップグレードせずに外付けSSDを活用する方法は、非常に効果的です。データを移行し、保存先を外付けSSDに変更することで、iCloudの容量を節約できます。外付けSSDはバックアップにも利用でき、データ管理を効率的に行うための優れた選択肢です。


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