Linuxで無線LANの接続が頻繁に切れる問題に直面している方へ。特にEeePC901などでAntiX Coreを使っている場合、無線LAN接続の不安定さに悩まされることがあります。この記事では、無線LAN接続が切れる問題の解決方法について解説します。
無線LAN接続が頻繁に切れる原因とその対策
無線LANの接続が切れる原因は様々ですが、Linux環境ではドライバやカーネルの設定、無線LANの設定が影響していることが多いです。特に古いカーネルやドライバでは無線LANの安定性に問題が発生することがあります。
最初に試すべきは、無線LANドライバのアップデートです。最新のカーネルやドライバを使用することで、安定した接続が実現できることがあります。
無線LANの設定を確認する
次に、無線LAN設定を見直しましょう。connmanを使用している場合、接続状態が「Association」のままで切れることがあります。設定ファイルを編集し、接続の安定性を向上させるために適切な設定を行いましょう。
また、無線LANの帯域(2.4GHzと5GHz)を変更してみることも効果的です。混雑している2.4GHz帯域を避け、5GHz帯域で接続してみると安定する場合があります。
IPv6を無効化する
IPv6が原因で接続が切れることもあります。IPv6を無効化する設定を試してみましょう。通常、IPv6を無効にすることで安定する場合があります。
以下のコマンドでIPv6を無効化できます:
sudo sysctl -w net.ipv6.conf.all.disable_ipv6=1
省電力設定を無効化する
省電力設定が原因で無線LANが切れることもあります。省電力設定を無効化するために、カーネルパラメータを変更することが有効です。特に「iwlwifi」などのドライバを使用している場合、省電力設定を無効化することで接続の安定性が向上します。
設定例。
sudo iw dev wlan0 set power_save off
カーネルのアップデートを確認する
カーネルのバージョンが古い場合、無線LANの接続が不安定になることがあります。最新のカーネルを使用することで、多くの無線LAN接続の問題が解決します。
カーネルをアップデートするには、以下のコマンドを実行します:
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
まとめ
Linuxでの無線LAN接続が頻繁に切れる問題は、ドライバの更新、無線LAN設定の確認、IPv6の無効化、省電力設定の無効化、カーネルのアップデートを行うことで改善されることが多いです。これらの方法を試してみて、安定した接続を実現しましょう。

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