詐欺メールの見分け方:国勢調査を装ったフィッシングメールにご注意

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最近、国勢調査を装ったフィッシングメールが出回っています。その一例として、postmaster@caprub.comから送られたメールで、「24時間以内に回答しないと罰則がある」といった脅し文句や、特典として地域特産品がもらえるといった内容が記載されています。このようなメールは詐欺の可能性が高いので、どう対処すべきかを詳しく解説します。

1. 国勢調査を装った詐欺メールの特徴

詐欺メールの特徴として、以下の点が挙げられます。

  • 差出人が公式のメールアドレスでない(例:postmaster@caprub.com)。
  • リンクが不審で、公式サイトに見せかけた偽サイトに誘導する。
  • 急かすような文言(「24時間以内に回答してください」など)で、不安を煽る。
  • 「罰則」など法的な脅しをかけて、ユーザーを焦らせる。

本物の国勢調査は、公式な通知を通じて行われ、絶対に「24時間以内に回答しなければならない」というような迫った期限を設定することはありません。

2. 公式の国勢調査メールとフィッシングメールの見分け方

本物の国勢調査の案内は、総務省や統計局から直接送られてきます。また、国勢調査に関するオンラインの回答は、専用のポータルサイトを通じて行われるので、注意が必要です。

一方で、フィッシングメールは、リンク先が不明であったり、会社名が実際のものと異なる場合があります。必ず公式サイトや公的な情報を確認しましょう。

3. もしフィッシングメールにアクセスしてしまった場合の対処法

万が一、誤ってフィッシングサイトにアクセスしてしまった場合は、以下の対策を行いましょう。

  • すぐにそのサイトからログアウトし、ブラウザを閉じる。
  • 入力した情報(氏名、住所、クレジットカード情報など)があれば、速やかにパスワード変更やカードの停止などの措置を取る。
  • セキュリティソフトでパソコンをスキャンし、ウイルスやマルウェアがインストールされていないか確認する。

4. もし詐欺の疑いがある場合、どこに通報すべきか

フィッシングメールが確認された場合、詐欺の疑いがあるメールやサイトは、消費者庁や警察、または情報処理推進機構(IPA)に通報することが重要です。

また、メールの差出人やサイトのURLが不審な場合は、すぐに削除することをおすすめします。

5. まとめ

国勢調査を装った詐欺メールには十分な注意が必要です。もし怪しいメールを受け取った場合は、リンク先にアクセスせず、公式のサイトを確認することが最も安全です。情報を守るために、常に慎重な対応を心がけましょう。

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