Firefox 52.9.0esrやMozilla Firefoxで、特定のウェブサイトにアクセスする際にスマホからアクセスしているように偽装する方法を知りたい方も多いでしょう。この記事では、その方法を最新の手順で解説します。
1. なぜスマホからのアクセスを偽装するのか
サイトによっては、スマートフォン向けのインターフェースを提供しているところもあります。PCからアクセスすると、モバイル版にアクセスできないことがあるため、スマホのユーザーエージェントを使用して、スマホ版サイトを表示させることが有効です。
また、特定のスマホ向けのコンテンツが表示される場合もあります。そのため、スマホからのアクセスを偽装することで、便利にサイトを利用できるようになります。
2. Firefoxでスマホからアクセスしているように偽装する方法
Mozilla Firefoxでスマホからアクセスするように偽装するには、ユーザーエージェント(UA)を変更する必要があります。以下の手順で設定を行います。
- Firefoxを開き、アドレスバーに「about:config」と入力してEnterキーを押します。
- 警告が表示されるので、「危険性を承知の上で使用する」をクリックします。
- 「検索」バーに「general.useragent.override」と入力します。
- もし「general.useragent.override」が存在しない場合、右クリックして「新規作成」から「文字列」を選びます。
- 新規作成の文字列に、スマホ向けのユーザーエージェントを入力します。例えば、iPhoneのユーザーエージェントは次のように入力します:
“Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 13_5_1 like Mac OS X) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Version/13.1 Mobile/15E148 Safari/604.1” - OKをクリックして変更を保存します。
これで、Firefoxを再起動後、設定したスマホ用のユーザーエージェントが適用され、サイトにアクセスするとスマホ版が表示されるようになります。
3. ユーザーエージェントを変更する際の注意点
ユーザーエージェントを変更する際は、必ず元の設定をメモしておきましょう。偽装したユーザーエージェントを元に戻したいときに、簡単に元に戻すことができます。
また、ユーザーエージェントを変更することで、一部のウェブサイトでは正しく動作しない場合があります。特に、ログインが必要なサイトやセキュリティ関連のサイトでは問題が発生することがあるので、慎重に使用しましょう。
4. まとめ
Mozilla Firefoxでスマホからアクセスしているように偽装する方法は、ユーザーエージェントを変更することで簡単に実現できます。この方法を使うことで、特定のスマホ版サイトにアクセスすることが可能になります。設定を変更する際は、元の設定を忘れずに保存し、必要に応じて変更を元に戻しましょう。


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