最近、電話で「こちらはサイバーセキュリティー対策局です。通信サービスの停止を行います。詳細をお聞きになりたい方は1番を押してください」というメッセージを受け取った方が増えています。このような場合、どのように対応すべきかを解説します。
サイバーセキュリティー対策局からの電話メッセージの特徴
サイバーセキュリティー対策局からの電話で「通信サービスの停止」などを告げられた場合、その内容は非常に怪しい可能性があります。政府や公的機関からの電話であっても、個人情報を求められたり、不安を煽るような内容が含まれていたりすることは避けましょう。
まず、電話が本物かどうかを確認するために、発信元や詳細を自分で調べることが重要です。サイバーセキュリティー対策局などの公的機関は、電話で個人情報を要求することはほとんどありません。
怪しい電話に対応する際の基本的な対策
1. **電話番号を確認する**: 受け取った電話番号をインターネットで調べ、公式な番号と一致するか確認します。公式な機関は、必ず公式な番号を使用します。
2. **電話に出ない、または切る**: 不安を感じる内容の場合、そのまま電話を切るのが最も安全です。絶対に、相手の指示に従って番号を押さないようにしましょう。
不審な電話を受けた後の対応方法
もし電話に出てしまい、詳細を聞いてしまった場合でも、次の手順を守りましょう。
1. **個人情報を提供しない**: サイバー攻撃者は、電話やメールで情報を求めることがありますが、正当な機関はそのような方法で情報を要求しません。
2. **警察に報告する**: もし疑わしい電話を受けた場合、最寄りの警察署に報告することをお勧めします。詐欺の可能性が高いです。
まとめ
サイバーセキュリティーに関連した詐欺の手法は日々進化しています。もし「サイバーセキュリティー対策局」と名乗る電話を受けた場合、慌てて行動せず、冷静に公式な情報を確認し、詐欺でないかどうか判断しましょう。自身の情報を守るためには、常に警戒心を持つことが重要です。


コメント