「Google フォトで写真を削除→ごみ箱に残っていたので復元したのに、しばらくしたらまたごみ箱に戻ってしまう…」というトラブルに悩んでいませんか?本記事ではその現象の原因を整理し、復元したい写真を確実に戻すための手順を初心者にも分かりやすく解説します。
ごみ箱→復元→再びごみ箱…その仕組みを知る
Googleフォトでは「削除されたアイテム」はまず「ごみ箱(Trash/Bin)」に移動され、一定期間内であれば「復元」操作が可能です。 [参照]({“href”:”https://support.google.com/photos/answer/9343482?co=GENIE.Platform%3DAndroid&hl=en”})
しかし、復元後に「再びごみ箱に戻る」ケースが報告されており、公式コミュニティには「何も自分で操作していないのに戻る」という投稿もあります。 [参照]({“href”:”https://support.google.com/photos/thread/36976423/my-photos-that-i-deleted-them-keep-coming-back-again-and-again-how-to-stop-it?hl=en”})
具体的な原因:同期設定・自動削除・別デバイスの影響
①同期設定(バックアップ&同期)が原因
例えば、スマホ上で「バックアップと同期」がオンになっており、ごみ箱から復元した後でも、別のデバイスやクラウド側でその写真が“削除済み”扱いだった場合、同期によって再びごみ箱に移動される可能性があります。
②自動削除(60日/30日ルール)
公式ヘルプによると、「バックアップ済み」の写真・動画はごみ箱に移動後60日以内、「未バックアップ」のものは30日以内に完全削除されます。復元できる範囲を過ぎると、自動で消去されることがあります。 [参照]({“href”:”https://support.google.com/photos/answer/9343482?co=GENIE.Platform%3DAndroid&hl=en”})
③別デバイス・アカウントによる削除操作
過去に別の端末で同一アカウントにて写真が削除されていた場合、その削除情報が同期され復元後も再び削除されることがあります。同期はクラウド‑端末間で自動的に行われるため、このような“戻る”動きが生じやすいです。
実例で見る“戻る”ケースと対処ステップ
例:Androidスマホで、先日撮影してクラウドにバックアップ済の写真Aを誤って削除。「ごみ箱から復元」操作を行ったが、翌日確認するとごみ箱に戻っていた。
この場合の対処は次のようになります。
- 「設定 → バックアップと同期」がオンかつアカウントが正しいか確認。
- 別デバイス(タブレット・旧スマホ)で同一アカウントにログインしていないか確認。もしログインしていたら、その端末で削除操作がされていないかチェック。
- ごみ箱に入っていた日数を確認し、60日を超えていないかを確認。
復元したい場合の安全な手順ガイド
以下は、写真を確実に復元するための手順です。
- PCなどで photos.google.com にアクセス →メニュー→ごみ箱を開く。
- 復元したい写真を選択→「復元」をクリック。これにより元のアルバム・ライブラリ・端末ギャラリーに再配置されます。 [参照]({“href”:”https://support.google.com/photos/answer/9343482?co=GENIE.Platform%3DAndroid&hl=en”})
- スマホ側で「設定 → バックアップと同期」がオンになっており、該当写真がアップロード済であることを確認。
- 同期の影響を避けるため、他のデバイス・旧端末・スマホ以外のログインもチェックし、不要な端末からログアウトまたは該当写真を手動で削除。
- 必要に応じて、重要な写真は「ダウンロード」して外部ストレージにローカル保存しておく。
復元できない・戻り続ける場合のチェックリスト
復元後も写真が戻される、または復元できないときは次を確認してください。
- ごみ箱に移動してから30日/60日以上経過していないか(ルール期限を超えると完全削除)。
- アカウントが複数あり、別アカウントで削除されていないか。
- 同一アカウントの別端末で削除操作や同期エラーが発生していないか。
- 端末のギャラリーアプリでは表示されていても、クラウド上で削除済み扱いになっていないか。
まとめ
復元しても再びごみ箱に入ってしまう現象は、同期設定・複数端末・自動削除ルールなどが絡み合って起こることが多いです。ポイントは「バックアップと同期の状態確認」「別端末ログインの確認」「期限内の復元」の3つです。これらを押さえたうえで、上記手順を実践すれば安心して大切な写真を取り戻せる可能性が高まります。


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