無線接続が安定しない場合の原因と対処法：二重ルーターの可能性について

無線接続が不安定な場合、原因として考えられるのは二重ルーターが構成されていることです。この記事では、二重ルーターが原因かどうかを確認し、その解決策について説明します。

1. 二重ルーターとは

二重ルーターとは、家庭内にルーターが2台以上設置され、ネットワークが重複している状態のことを指します。これにより、接続が不安定になったり、ネットワークの遅延が発生することがあります。

質問内容から推測すると、モデム（RV230SE）とWi-Fiルーター（TP-Link AC1200）がそれぞれ別々に設定されています。モデム側でPPPoE接続が設定されており、TP-LinkでさらにPPPoE接続を行っている場合、二重ルーター構成になっている可能性があります。

二重ルーターが原因でネットワーク接続が不安定になることがあります。具体的には、IPアドレスの重複、ルーター間の干渉、ネットワークの設定不良などが影響する場合があります。これにより、インターネット接続が遅くなったり、無線接続が切断されることが起こり得ます。

二重ルーターを解消するためには、以下の方法を試してみてください。

モデムのルーター機能を無効にする：モデムにルーター機能が搭載されている場合、Wi-Fiルーターだけを使用し、モデムをブリッジモードに設定することで二重ルーターを防げます。
Wi-Fiルーターをモデムに直接接続する：モデムのLANポートに直接Wi-Fiルーターを接続し、PPPoE接続をWi-Fiルーター側に設定します。これでモデムは単なるVDSLモデムとして動作し、ルーター機能を担わなくなります。
設定の見直し：モデムとWi-Fiルーターの接続設定を見直し、必要に応じてネットワーク機器の設定を調整します。