「Pinterestから“あなたが投稿したピン1件へのアクセスを無効にしました”というメールが届いたけれど、自分では投稿していない…という経験をしたことはありませんか?この記事では、そんな通知の背景・自分が投稿していない場合の考えられる原因・安心してよいかどうか・必要な対応までを丁寧に解説します。
Pinterestからそのような通知が届く仕組み
Pinterestでは、著作権侵害の申し立てがあった場合に、該当するピン(または同じ画像の複数のピン)へのアクセスを無効にする措置をとることがあります。([参照] Pinterest 著作権ポリシー)
具体的には、「著作権所有者からの完全かつ有効な報告」を受領した後に、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づきアクセスが停止されるケースがあります。([参照] Pinterest Copyright Policy 解説)
自分が投稿していないのに通知が来た場合に考えられる原因
投稿経験がないのに通知を受け取った場合、以下のような可能性が考えられます。
- 自分が“再保存(リピン)”したコンテンツが著作権侵害とされた場合。Pinterest側では「保存した/投稿した」区別なく通知されることがあります。([参照] How Copyright strikes work on Pinterest?)
- 自分の名前ではなく、以前使っていた別アカウント・メールアドレスが関連付けられていた可能性。
- 通知メールがフィッシング・なりすましで、実際のPinterestからのものではない可能性。リンク先をむやみにクリックしないことが重要です。
たとえば Reddit 上では、「投稿していないのにこのメールが来た」というユーザーの報告があります。([参照] Reddit 「Pinterestから著作権通知が来た」体験談)
実際に安全かどうか・今後の運用で気をつけるべきこと
このメールを受け取ったからといって、直ちにアカウントが停止されたり、罰則が課せられるわけではないことが多いです。Pinterest側の通知にも「この報告によってリピート違反者ポリシーの‘警告’はありませんでした」と記載されている例があります。([参照] How Copyright strikes work on Pinterest?)
とはいえ、安心しきるわけにもいきません。安全を確保するために、次のような点をチェックしましょう。
- メールの送信元が “@pinterest.com” 等信頼できるドメインかどうか。
- リンクをクリックせず、直接Pinterestの公式サイトにログインして「アクティビティ/通知」を確認。
- 過去に自分が保存したピン・ボードを振り返り、見覚えのないもの・公開範囲が広いものがないか点検。
対応手順:間違いならどうする?/投稿したならどうする?
対応は以下のように進めるのが良いでしょう。
- 自分が該当するピンを投稿または保存していないと確信している場合→メールが本物かを確認し、不審なら放置するかPinterestサポートへ問い合わせ。
- 自分が投稿・保存していた可能性がある場合→通知メール記載の「異議申し立て(カウンターノーティフィケーション)」の案内を確認し、必要ならフォームから申請。Pinterestでは誤削除の申立てが可能です。([参照] Pinterest ヘルプ – 著作権侵害報告された場合)
- 今後の備えとして→公開範囲の設定を見直す(非公開ボードにするなど)、保存する画像・引用元の確認、定期的なアクティビティレビューを行う。
まとめ
まとめると、Pinterestからの「あなたが投稿したピンへのアクセスを無効にしました」というメールは、必ずしもあなたが投稿したコンテンツが問題になっているわけではなく、保存(リピン)したコンテンツが著作権所有者の申し立て対象になったために通知されるケースも多くあります。ただし、フィッシングの可能性もゼロではないので、**メールの正当性を確認し、直接Pinterestで通知内容を確認することが大切**です。必要に応じて異議申し立てやアクティビティ見直しをして、安心してPinterestを使いましょう。


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